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「移動」を「旅」に変える7シーターSUV! プジョー 新型「5008」登場

くるまのニュース / 2021年1月27日 20時10分

グループPSAジャパンは2021年1月27日、プジョーブランドの7シーターSUVである「5008」に新世代デザインフェイスと充実の各種装備を備え、モデルチェンジした新型5008を発売した。

■さらにモダンでスタイリッシュになった7シーターSUV

 グループPSAジャパンは、プジョーブランドの7シーターSUV「5008」に新世代デザインフェイスと充実の各種装備を備え、モデルチェンジした新型を発表。2021年1月27日に販売を開始した。

 新型モデルでは、もとより備わる現代性と伸びやかな気品、7人が快適に移動を楽しめるミニバンに匹敵するユーティリティを保ちつつ、大胆にリデザインされたフロントフェイスや、さらに美しく輝く3D LEDのリアライト、新しいシートなど、未来のプジョーが持つデザインコードを確立。乗る人を「ここではないどこか、もっと遠くへ」誘うSUVとなった。

 そんな5008は、2016年のグローバルローンチ以来30万台以上が生産され、欧州SUV市場を中心にグローバルで好評を博してきたモデルだ。

 日本市場においても、ポストミニバンのファーストチョイスとして注目される3列7座SUVマーケットのなかで、その洗練され都会的なデザインとクリーンディーゼルの省燃費性、環境性能、プジョーが造るSUVならではのスポーティな走りなどが評価されている。

 そして新世代プジョーのインスピレーションを受けてデザインされた新型5008のエクステリアは、これまで以上のエレガンスをもって再構築された。垂直に立ち上がるグリルはフレームレスとなり、ヘッドライト、バンパーと融合させることで、ボディに溶け込む自然なスタイルとなっている。

 また、従来はクラムシェルボンネットのサイドのパーテーションラインからヘッドライト上をとおっていたLEDデイタイムライトは、新世代プジョーのデザインコードであるセイバー(サーベルの意)と呼ばれる牙状のものに変更された。

 近未来的なフレームレスグリルとなったこと、セイバーが縦のラインを強調しホイールを強調するかのようにオープニングラインと呼応するような配置となったこと、このふたつにより、新型5008のフロントフェイスはよりSUVらしいダイナミックな意匠となったのだ。

 新型5008GTはフルLEDヘッドライトとなり、リアフォグ点灯時に光度、角度を自動調整するフォグモードが備えられた。また、ヘッドライトユニット内側にスタティックコーナリングライトを内蔵するなど、夜間のドライブの安全性がより高められている。

 そして、それらを視覚的に支えるバンパーはより彫刻的で多面的な造形となり、フロントフェイス全体が統合されたスタイルとなるようにリデザインされ、フロントフード先端には5008エンブレムが配された。

 サイドデザインは、SUVらしいがっしりとしたショルダーラインと、スリークなサイドウインドウグラフィックを囲むクロームのサイドモールが、5008ならではのボディの長さとホイールベースを強調し、伸びやかな品格あるスタイリングを生み出している。

 リアビューは、ボディ幅いっぱいに広がったブラックバンドとそのなかにライオンの爪あとから着想を得た、三条のLEDが赤く光る3D LEDリアコンビランプが備えられた。さらに、ウインカー点灯時に光が流れるシーケンシャルインジケーターを採り入れ、視認性が高められている。

■全グレードに新シートを採用し、カラー&デザインが刷新されたインテリア

 インテリアには、クルマにおけるUI(ユーザーインターフェイス)/UX(ユーザーエクスペリエンス)の革新、「プジョー i-Cockpit」を引き続き採用。登場以来500万人以上のドライバーから支持を得ているi-Cockpitは、小径ステアリングホイールを使うことで実現する、ステアリングの上からメーターを確認することによる視線移動距離の減少、肘が下がり脇を締めたコンパクトなドライビングポジションによるステアリング操作の少ない動線など、優れた資質を持つ運転支援システムだ。

プジョー 新型「5008」の内装プジョー 新型「5008」の内装

 新型5008に採用されたi-Cockpitは、以下の3つの機能から成り立っている。

●視覚ゾーン:すべての情報を見やすく、ドライバーの視界のなかに配置。ステアリングホイールより上のゾーンは視覚を司っており、ステアリングホイール奥のデジタルヘッドアップインストルメントパネルには、コントラストをさらに高めた12インチ大型ディスプレイを採用。「ブラックノーマル」のハイコントラスト液晶を採用したことでさらに鮮やかになり、視認性が高められた。

●操作ゾーン:ステアリングホイールの横から下のエリアは、物理的なスイッチを配して実際に手で操作するゾーンとなる。センターディスプレイ下の7つのピアノ状のトグルスイッチは各主要機能のショートカットとなっており、ハザードランプ、ドアロック、前後デフロスターなど、使用頻度の高い機能にすばやくアクセスすることが可能となっている。

 EAT8のギアボックス・コントロールはいわゆるドライブ・バイ・ワイヤで、簡単かつ直感的な操作が可能。また、必要に応じてすぐにシフト操作ができるよう、ステアリングホイールにはパドルが備えられるなど、小径ステアリングによって身体的動線の削減や、肘を下げることでの疲労度の減少を見込むことができる。

●ボディゾーン:乗員を包み込むようなコックピットの意匠により、パーソナル感、安心感を醸し出している。新デザインとなったシートはいずれも体幹と腰をしっかりと支え、快適なドライブを文字通りサポートする形状となる。

 シートの刷新は、新型5008のハイライトのひとつだ。フランス車に期待されるあたりの柔らかさや、疲労の少なさ、快適性をさらに高めるべく、細心の注意が払われ、視覚的にはよりモダンに、体感的にはさらに快適になっている。

 新型5008 GT(ディーゼルおよびガソリン)には、アルカンタラ&テップレザーのダークグレー基調の表皮を使用。これらにはフロントシートヒーター、運転席メモリー付きパワーシートとマルチポイントランバーサポートが採用されている。

 また、Allure BlueHDiおよびAllureにはファブリック&テップレザーのダークグレー基調のものが採用されており、GTに設定されるレザーパッケージオプションでは人気のナッパレザーシートを継続。あたらしくウッドパネルにオープンポア(木材の持つ自然な導管の質感を生かした仕上げ)のダークライムウッド(アオイ科の樹木で日本ではシナノキに近似)が追加された。

 さらに、ユーティリティの高さは新型5008のロングボディならではのもので、3列目のシートを含めたすべてのシートは完全に独立式となっており、乗員が平等に移動を楽しめる仕様だ。同時に独立したユーティリティ や、あらゆるパターンのシートアレンジを可能にし、荷物の量や乗車人数、アクティビティに合わせた空間づくりが変幻自在。ミニバンに匹敵するユーティリティを実現し、シートバックをすべて折りたためば、最大約1862リッターもの大空間が出現する。

 もちろん3列目のシートは床面に沈み込むかたちでフラットに収納できるため、702リッターの大容量トランクを持つ5名乗車SUVが欲しいというニーズにもマッチ。リアバンパーの下で足を動かすと自動開閉するハンズフリー電動テールゲートは、両手がふさがっている時や雨のなかでも、スムーズな荷物の積み下ろしを可能にするなど、細部まで使う人の利便性が追求されている。

 加えて、インテリジェントなテクノロジーにおいても、一切の妥協を排した性能が実現されている。

 具体的には、最新世代のADAS(先進運転支援システム)に加え、ドライビングにおけるUI/UXの革新である「プジョーi-CockpitR」を、さらにハイコントラストな表示とすることで品質を高めた「ブラックノーマル」のディスプレイヘッドセットと8インチの高精細タッチスクリーンが搭載されている。インテリアは全グレードに新デザインのシートを採用することで、さらなる上質感を獲得した。

 グループPSAジャパンは、新世代プジョーに共通するエキサイティングでパワフルな未来へのビジョン「UNBORING THE FUTURE(退屈な未来は、いらない。)」を、この新型5008を通じて社会に提示。「目的を達成するための単なる『移動』ではなく、そのプロセスをも楽しめる『旅』に変え、人類のグレートジャーニー以来、人々のDNAに刻まれている「ここではないどこか」へと誘うモビリティとして、テクノロジーの進化とモビリティの愉しみは相反するものではなく、そして素晴らしい力があることを証明したい」とコメントしている。

 新型5008のボディカラーは、メタリック・コッパー、パール・ホワイト、プラチナ・グレー、セレベス・ブルー、ペルラネラ・ブラックの5色。車両価格(消費税込)は、5008 Allure BlueHDiが460万円、 5008 GTが467万2000円、5008 GT BlueHDiが501万6000円となる。

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