日産が斬新な「新型スポーティSUV」初公開！ 過激な「リアスポイラー」で“反逆性”を表現!? 「車輪の付いた宝石」と呼ぶ“新モデル”智で発表

日産のチリ法人は、SUV「キックス」の特別仕様車を発表し、台数限定での販売を開始しました。一体どのようなクルマなのでしょうか。

■まさに「車輪の付いた宝石」!?

　日産のチリ法人（以下、日産チリ）は2024年3月7日、SUV「キックス」の特別仕様車を発表し、台数限定での販売を開始しました。

　キックスは運転のしやすいコンパクトなボディサイズのSUVで、日産の世界戦略車となるモデルです。

　2016年にブラジルにて世界初公開されたのを皮切りに、世界各地で販売がスタート。

　日本でも2020年6月から、タイの工場で生産された日本仕様が輸入され販売されています。

　今回チリで発売されたキックスの特別仕様車「キックス ロックエディション」は、2024年3月に南アメリカ大陸の3カ国（チリ、ブラジル、アルゼンチン）で開催される都市型フェスティバル「ロラパルーザ」のエッセンスをクルマに取り入れた仕様で、ロックの精神と活動的な若者に敬意を表すもの。

　独自のエクステリアデザインを備えるとともに、内装についても魅力的にアップグレードしています。

　外観には、キックスのダイナミックなキャラクター性を際立たせるべくスポーティなデザインのリアスポイラーが装着されたほか、ホイールにはエレガントなブラック塗装を採用。これは“洗練さと反逆性”を表現したものだといいます。

　そして、同車の最大の特徴といえるのが車内における音響環境。

　キックス専用にチューニングされた高品質のBOSE製オーディオシステムを標準採用したことで、室内はまさにオーナーのためのプライベートなコンサート空間に変貌します。

　また、新型キックス ロックエディションはパワーユニットに、最高出力118馬力・最大トルク149Nmを発揮する1.6リッターエンジンを搭載。

　これにより、パワフルで完璧なデザインを備えたクルマと活気に満ちた音楽の世界を完璧に融合させた、特別なモデルが完成したと説明しています。

　この特別仕様車ついて、日産チリのプロダクトマネージャー、オスカー・フォークト氏は次のように述べています。

「新型キックス ロックエディションは単なるSUVではありません。それはスタイルの表現であり、音楽と運転愛好家を魅了するデザインとパフォーマンスの交響曲です。

　車輪の付いた宝石と言っても過言でない同車は、限られた幸運な人たちに特別でユニークな体験を提供することを保証します」

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　特別仕様車の新型キックス ロックエディションは、83台のみの販売が予定されており、車両価格は2249万ペソから2019万ペソ（約305万円から約340万円）です。