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クルマに付いている「謎のバイザー」何のため? 無くても大丈夫!? 気になる“機能”と「装着すべき人」とは!

くるまのニュース / 2024年3月26日 14時10分

クルマのドアや車体の上部に「庇(ひさし)」のようなパーツが取り付けられているのをよく見かけます。これは一体どんな意味を持つパーツなのでしょうか。

■雨の日には地味に便利!? 謎のアイテムの正体とは

 クルマのサイドウインドウの上部に「庇(ひさし)」のようなパーツが付いているクルマを見かけることがあります。
 
 このパーツには一体どういった機能があり、付いていないクルマとは何が違うのでしょうか。

 クルマのドアの上部についている「庇(ひさし)」のようなパーツの正式名称は「ドアバイザー」といい、単に「バイザー」と呼ばれることもあります。

 主に雨の水滴を車内に入れないことを役割としてウインドウの上端に装着されており、ドアバイザーに覆われている範囲なら、雨の日であっても気にせずウインドウを開けることが可能です。

 このドアバイザーは基本的にオプション装備となっているため、新車で購入する際に販売店スタッフから装着を勧められたことがあるという人も少なくないでしょう。

 ドアバイザーをつける最大のメリットは、先述のように雨の日でもウインドウを開けられるため、すなわち天候を問わず換気ができる点にあります。

 特に車内でタバコを吸う人や、犬などの動物を乗せることの多い人、家族が車酔いをしやすいなどで換気を重視する人にとっては、雨でもウインドウを開けられることは非常に便利。

 さらに、晴れている日でもドアバイザーは、停車中にゴミやホコリが車内に入ってくるのを防ぐ効果があることから、夏場に窓を少し開けて熱気がこもらないようにするといった使い方もできます。

 こうしたことから「フロアマット」とともに“必要なオプション”として販売店スタッフからお勧めされることも珍しくないのです。

■ドアバイザーの「デメリット」とは?

 その一方で、街中にはドアバイザーを装着していないクルマもよく走っています。

 単に必要性を感じないという理由でつけていない人もいるようですが、ほかにも少なからずスタイリングに影響すること、視界の妨げになるという意見もあるほか、走行中の風切り音が発生することなどがドアバイザーのデメリットとして挙げられます。

よく見ると「ドアバイザー」様々なカタチがありますよく見ると「ドアバイザー」様々なカタチがあります

 それ以外にも、洗車の時などにドアバイザーの内側を拭き取るのが難しく、フルサービスのガソリンスタンドで窓を拭いてもらう時にも拭き残しが発生しがち。自分で拭く時には、一度全体を拭いた後にウインドウを少し開けて、残った部分を拭き取るなどの手間がかかります。

 さらに、雨の日でも換気ができることがメリットとはいうものの、近年のクルマはエアコンの性能も向上しているので「外気導入」にしておけば、わざわざウインドウを開けなくても車内に新鮮な空気を取り込むことができ、眠気やクルマ酔いの原因とされる二酸化炭素の濃度などもコントロールすることは可能。

 しかし、車内の曇りや臭いが気になる時には、ウインドウを開けるほうがエアコンよりも早く空気を入れ替えることができるという意見もあるように、ドアバイザーにはメリットとデメリットが存在します。

 とはいえ、安全性や走行性能への影響は大きくないと考えられることから、装着の有無についてはユーザーの好みで選べばいいと言えるでしょう。

 また、たとえクルマを新車で購入する際にドアバイザーを装着しなかったとしても、後から必要性を感じた時にディーラーや販売店などに依頼すれば、純正パーツを取り寄せて装着してもらうことが可能です。

 くわえて、車種によってはカー用品店やインターネットショップなどでも社外品のドアバイザーが販売されていることがあるため、自分の愛車に合ったパーツをじっくりと探してみるのもいいかもしれません。

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