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ごみ出しルール、多言語で掲示して 外国籍住民の多い埼玉・川口が義務化

共同通信 / 2024年3月31日 17時0分

多言語表記のごみ出しルールの看板=埼玉県川口市

 多様な国籍の住民にごみ出しのルールを周知しようと、埼玉県川口市は4月から、ベトナム語など多言語による分別方法の表示を義務化する。新築のワンルームマンションが対象で、管理に関する条例の規則を改正。既存のマンションにも周知への協力を求めている。市の担当者は「ルールを守り、近隣住民と良好な関係を築いて」と話す。

 市によると、今年1月1日現在で市内に居住する外国人は4万3128人で、人口の約7%を占める。

 市はこれまで、ワンルームマンションの所有者らに日本語と英語、中国語でのルール表示を義務付け、ごみステーションへの表示板掲示などを求めてきた。しかし、外国人が多く住む地域では「分別されていない」「ごみが散乱し異臭がする」といった苦情が寄せられており、市は外国人へのルール浸透が不十分とみていた。

 こうした地域ではワンルームマンションの建設数が増加傾向で、市は外国人への周知強化が必要と判断。住人の国籍が多様化していることを踏まえ、新たにベトナム語、タガログ語、トルコ語、韓国語の表示追加を義務化することにした。

 以前から9言語のパンフレットを転入者向けの資料とともに外国人に渡すなどしてきたが、今後はマンションの所有者らによる配布を義務付ける。資源ごみの分別などをイラストで分かりやすく表記することも計画しているという。

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