IRBMがAACRで、進行性脳腫瘍および急性リンパ芽球性白血病に対する新規前臨床薬剤の強力な抗腫瘍効果を発表へ
共同通信PRワイヤー / 2024年4月5日 9時41分
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202404049062-O1-SROkf9mP】
ローマ, 2024年4月4日 /PRNewswire/ -- 創薬分野のリーダーIRBMは3日、4月5-10日にサンディエゴで開かれる米国がん学会(AACR)年次総会で、最も有望な社内アセット2つに関する新たなデータを開示すると発表しました。同データは、がん治療において満たされていない重要なニーズに対応するため開発された、新規化合物に関する知見を明らかにします。
アセットのハイライト:
* 「Ph-like」B前駆細胞型急性リンパ芽球性白血病(B-ALL)(AM E3-SG3249)のCRLF2/TLSPRを標的とする、潜在的なファーストインクラスの抗体薬物複合体(ADC)は、顕著な前臨床効果を示し、予後不良と高い再発率が特徴で、思春期の若者が罹患することの多い血液がん治療の先駆的手法を提示しています。
* 潜在的なベストインクラスの血液脳関門透過性SHP2アロステリック阻害剤(I-1000233)は、前臨床試験で良好な結果を示し、難治性の脳腫瘍や転移を含むRAS駆動型悪性腫瘍患者に新たな治療方法を提示しています。
IRBM最高科学責任者のCarlo Toniatti医学博士は今回の発表について「AACR総会はIRBMにとって、がん研究の最新成果を世界の科学界と共有するまたとない機会です。CRLF2/TLSPRを標的とするADCと中枢神経系(CNS)浸透性SHP2低分子阻害剤に関する当社の研究は、がんと闘う患者さんの生活に大きな変化をもたらす新たな治療戦略を絶えず追求している好例です。こうした開発には、当社の深い科学的専門知識と先進性が反映されており、総合的創薬業界のフロントランナーであるIRBMの役割を明確に示しています」と意気込みを語っています。
National Collection of Chemical Compounds and Screening Center(国立化合物収集・スクリーニングセンター、CNCCS)という官民協力体制下で探索段階を経てきたこの2つのアセットは、IRBMの総合的な研究能力、生活の改善に向けた科学の発展への取り組み、そしてがんに対する新たな、より優れた治療法の追求の証です。
ポスター発表の詳細は以下の通りです。
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