大型産業用ギヤボックスおよび建設機械向けの新しい円筒ころ軸受
共同通信PRワイヤー / 2024年4月12日 15時30分
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高い動荷重容量と製品寿命の倍増
動定格荷重は標準品NJ23に比べ24%増加
コンパクト設計 & DIN5412-1規格に準拠した互換性
新シリーズの導入で産業用およびオフロード分野で高まる要求に対応
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202404129362-O2-F91bE5BO】
新しい円筒ころ軸受シリーズ「NJ23-ILR」は、非常に高い動的荷重容量を持ち、 大型商用アプリケーション向け円筒ころ軸受市場でトップクラスの位置を獲得しています。
シェフラーは、大型産業用ギヤボックスおよび建設機械向け転がり軸受ラインナップとして、新しい円筒ころ軸受シリーズ「NJ23-ILR」を導入します。この新しい軸受は、コンパクト設計で高性能「MPAXケージ」を採用し、非常に高い動荷重容量を実現しています。標準品「NJ23」に比べ荷重容量は平均24%増加しており、その結果、製品寿命は2倍に延長しています。これにより、新しい軸受シリーズ「NJ23-ILR」は、 大型商用アプリケーション向け円筒ころ軸受市場でトップクラスの位置を獲得しました。この新軸受は、不十分な潤滑により発生する混合摩擦条件下においても、市場に流通する一般的な同種の標準軸受に比べ、優れた性能を発揮します。また、新軸受「NJ23-ILR」は、製品寿命に達した際、DIN5412-1規格に準拠した交換対応が可能です。産業およびオフロードセグメントのユーザーの皆さまに、高負荷がかかるシャフトに対応した持続可能性、信頼性、そして使用性に優れた転がり軸受ソリューションを提供します。当ソリューションは耐久性に優れており、CO2排出量削減に大きく貢献いたします。
転がり軸受技術に対し高まる要件
シェフラーのNJ23-ILR円筒ころ軸受は、大型商用分野で転がり軸受が現在直面する課題の大半を解決することが可能です。従来、大型商用ギヤボックスや建設機械向け転がり軸受は、極めて高いラジアル荷重を支持すると同時に、片方向のアキシアル荷重を受けることも求められますが、近年は要件が大幅に高まっています。振動機器の高加速力や、ソイルコンパクタの強振動など、高負荷のかかるギヤボックスの高速シャフトおよび中間シャフトの軸受に対する基本動定格荷重の要件はより一層高まっています。ケージガイドシステムについても、全般的な小型化の傾向による利用可能スペースの減少や性能密度の増加が続く一方で、その強度特性に対する期待は絶えず高まっています。高耐久性を持つ新軸受は、コスト効率と環境・気候保護を組み合わせることで、サステナビリティやCO2排出量削減にも寄与します。必要とされるのは、平均以上の寿命を達成し、限られたスペースでの取付けや交換が容易に行える、コンパクトでロバスト性に優れた転がり軸受です。
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