「R-1 EPS」がインフルエンザウイルス感染による病原体の侵入を防ぐ肺上皮バリア機能の損傷を抑制
共同通信PRワイヤー / 2024年4月23日 14時0分
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202404179609-O5-iuoo1950】
図1 感染実験の模式図 図2 上皮透過性評価の模式図
【結果】
R-1 EPS存在下でインフルエンザウイルス感染させた場合は非存在下と比べて、
①細胞内ウイルス量が有意に低値でした(図3)。
②TJ関連タンパク質であるZO-1の遺伝子発現量が有意に高値でした(図4A)。
③上皮透過性が低値傾向でした(図4B)。
④炎症性サイトカインであるIL-1β, IL-6, TNF-αの遺伝子発現量が有意に低値でした(図5)。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202404179609-O9-4t0VzIPD】
図3 細胞内インフルエンザウイルス量 図4 肺上皮バリア機能
N.D.:Not Detected, 不検出。 (A) ZO-1遺伝子発現量、(B)上皮透過性
-:添加なし、+:添加あり。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202404179609-O10-s9y0Zvu2】 図5 炎症性サイトカインの遺伝子発現量
【考察】
R-1 EPSはヒト肺上皮細胞へのインフルエンザウイルス感染を抑制し、感染による炎症性サイトカイン産生および肺上皮バリア機能の損傷を抑制することで、細菌の二次感染を予防できる可能性が示唆されました。
※10 上皮透過性:細菌由来の毒素などの異物がどの程度肺上皮細胞を透過するかの指標です。上皮バリア機能の損傷が進むほど上皮透過性は高くなります。
関連URL:https://kyodonewsprwire.jp/release/202404179609
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