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積水ハウス、造園緑化事業「5本の樹」計画による生物多様性保全で第51回「環境賞」優良賞を受賞

共同通信PRワイヤー / 2024年4月26日 15時30分

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2024年4月26日

積水ハウス株式会社


 積水ハウス株式会社(以下、「当社」)の生物多様性に配慮した庭づくり・まちづくりの提案「5本の樹」計画が、環境保全や環境の質の向上への貢献が認められる成果、または貢献が期待される成果をあげたとして、国立研究開発法人 国立環境研究所と日刊工業新聞社が主催する第51回「環境賞」で優良賞を受賞しました。

 当社は、2001年から地域の在来樹種を庭づくりに生かす生態系に配慮した庭づくり・まちづくりの提案「5本の樹」計画を行っています。20年以上にわたる「5本の樹」計画で生物多様性保全に努めていることや、2021年には、琉球大学 久保田研究室・株式会社シンク・ネイチャーとの共同検証によって生物多様性保全効果の実効性を定量化したことなどの成果が評価されました。


【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202404259997-O5-KVQN7LER

積水ハウスの「5本の樹」計画


 

 「環境賞」は、1974年に創設され、環境保全や環境の質に貢献すべく、環境を守り、未来につなげる調査、研究、技術・製品開発、実践活動の実績を広く募集し、個人、法人、団体・グループなどによる画期的な成果や時代の要請に応える優れた取り組みを表彰するものです。

 第51回「環境賞」では72件の応募がありました。当社は「在来樹種植栽による生物多様性の保全」をテーマに応募し、各界の有識者10名の審査委員の厳正な選考により優良賞を受賞いたしました。


 当社は、住宅を通じた自然環境の保全に向け、里山を手本に2001年から生物多様性に配慮した造園緑化事業「5本の樹」計画を推進しています。「5本の樹」計画は、“3本は鳥のため、2本は蝶のために、地域の在来樹種を”という思いを込め、その地域の気候風土・鳥や蝶などと相性の良い在来樹種を中心とした植栽にこだわった庭づくり・まちづくりの提案です。小さな「点」である庭が街の中で連続して「線」となり、さらに里山など地域の自然とつながることで都市部の生態系ネットワークを形成し、生物多様性保全に貢献しています。

 2019年から琉球大学 久保田研究室・株式会社シンク・ネイチャーとの共同検証によって、「5本の樹」計画が都市の生物多様性にどの程度貢献できているかの定量評価を進めてきました。株式会社シンク・ネイチャーが管理運営する「日本の生物多様性地図化プロジェクト(J-BMP)」*を基に、当社が「5本の樹」計画で20年間に植栽した1,709万本の樹木データを分析することで、生物多様性保全に関する定量的な実効性評価を実現しました。また、この定量評価の仕組みを「ネイチャー・ポジティブ方法論」として一般公開を行い、緑化の促進と生物多様性保全の貢献につなげていくことを目指しています。

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