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KiteのTecartus(R)、再発/難治性のB細胞急性リンパ芽球性白血病成人患者について持続的な全生存期間を示す

共同通信PRワイヤー / 2024年6月14日 13時0分

2024年6月14日

ギリアド・サイエンシズ株式会社


KiteのTecartus(R)、再発/難治性のB細胞急性リンパ芽球性白血病成人患者さんにおいて、持続的な全生存期間を示す

-4年以上にわたるピボタルZUMA-3試験のフォローアップ後、

全生存期間(OS)の中央値は26カ月、48カ月時点でのOS率は40%- -年齢、前治療、あるいはその後の同種造血幹細胞移植の状態に関わらず、

生存ベネフィットが認められる- -データは2024年米国臨床腫瘍学会(ASCO)年次総会で発表-


ギリアド・カンパニーのKite(本社:米カリフォルニア州サンタモニカ、ナスダック:GILD)は、6月3日、再発または難治性のB細胞急性リンパ芽球性白血病(R/R B-ALL)成人患者さんを対象に、CAR T細胞療法のTecartus(R)(brexucabtagene autoleucel)を評価するピボタルZUMA-3試験の4年間の全生存期間(OS)に関する最新データを発表しました。その結果によると、治療を受けた全ての患者さんにおいて、OS中央値は25.6カ月、4年時点のOS率は40%(95%信頼区間[CI]:28-52)であり、安全性プロファイルは3年時点での解析と一貫性が認められました。この結果は、2024年米国臨床腫瘍学会(ASCO)年次総会で、6月3日にポスター発表されました(抄録番号 #6531)。


ヴァンダービルト大学医学部血液学・腫瘍学准教授で、本試験の治験責任医師であるオラレカン O. オルウォレ医師(Olalekan O. Oluwole, MD, MPH)は、次のように述べています。「B-ALLは、予後が芳しくない、希少な急速進行性の血液がんです。再発または難治性の患者さんの場合、生存期間の中央値は8カ月未満です。従って、1回のbrexu-cel投与により、これらの患者さんの40%が4年後も生存していることは、実に意義のあることです。さらに、患者さんのその後の同種造血幹細胞移植の状態に関わらず、奏効持続期間(DOR)および生存期間の改善が示されています」

ポスター発表では、第I相および第II相試験の統合解析において、ピボタル用量のTecartus投与を受けた患者さん(n=78)のフォローアップ期間の中央値は53.6カ月(範囲:44.7-82.3)でした(フォローアップ期間は少なくとも4年以上)。治療を受けた全患者さんにおけるOS中央値は25.6カ月、主要評価項目である完全寛解または血液学的回復が不完全な完全寛解を達成した患者さん(n=57)においては47カ月でした。26歳未満の患者さん(n=15)におけるOS中央値(95%CI)は23.2カ月(範囲:9.0-NE)、26歳以上の患者さん(n=63)では26.0カ月(範囲:15.9-NE)で、OSは主な副次評価項目でした。1つの前治療歴がある患者さん(n=15)におけるOS中央値(95%CI)は60.4カ月(範囲:7.6-NE)、2つ以上の前治療歴がある患者さん(n=63)では25.4カ月(範囲:15.9-47.0)でした。

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