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たんぱく摂ろう会と有識者が伝える「たんぱく質は量とともに“質”も大事」な理由とは

共同通信PRワイヤー / 2024年7月25日 17時10分


【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202407012983-O20-h91A23X5

 

 早稲田大学スポーツ科学学術院の宮地元彦教授(以下、宮地教授)は、この調査結果について次のようにコメントしています。

「たんぱく質に対する消費者の関心は年々高まっており、例えばスーパーマーケットなどでも『たんぱく質強化』をうたった商品が増え、関連する商品が並ぶ売り場が拡大しています。また、厚生労働省が進める『健康日本21』などの健康づくり運動を通じて、フレイル(※1)やサルコペニア(※2)、ロコモティブシンドローム(※3)が健康寿命の延伸を阻害する要因だということが広く知られてきました。

 たんぱく質摂取を意識し、実践する人が増えればフレイルやサルコペニア、ロコモティブシンドロームの予防につながり、結果的に健康寿命の延伸が期待されます。その意味で『たんぱく質を摂取したい』と思う人が増えるのは、望ましい傾向だと言えます」


※1 フレイル…加齢による虚弱。

※2 サルコペニア…加齢による筋肉量の減少および筋力の低下。

※3 ロコモティブシンドローム…運動器症候群。加齢による筋力の低下、関節や脊椎の病気、骨粗鬆症などによって筋肉や関節など運動器の機能が衰え、要介護や寝たきりになる、またはそのリスクが高い状態。


 

■たんぱく質の“質”への興味は、摂取量や摂り方への興味に比べて低い

 「たんぱく質に関する次の4項目について、興味の度合いを選んでください」という問いに対して、「健康維持・増進に必要とされる自分の摂取量」に興味がある(※)人は60.5%、「どのような食品にどれくらいたんぱく質が入っているのか」に興味がある人は63.3%、「たんぱく質の手軽な摂り方」に興味がある人は64.3%と、いずれも6割を超えていました。一方、「たんぱく質の種類による“質”の違い」に興味がある人は54.5%で、他の項目に比べて約5〜10%低いことがわかりました。


※「とても興味がある」と「まあ興味がある」人の合計

 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202407012983-O28-kdFm5leX


 また、たんぱく質の“質”という点では、動物性たんぱく質と植物性たんぱく質で、イメージに違いがあることもわかりました。動物性たんぱく質については3割以上の人が「筋肉がつきやすい(36.0%)」、「カラダをつくるために効果的(35.2%)」というイメージがあると答えました。一方、植物性たんぱく質については「健康に良い(34.6%)」というイメージが多数でした。

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