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たんぱく摂ろう会と有識者が伝える「たんぱく質は量とともに“質”も大事」な理由とは

共同通信PRワイヤー / 2024年7月25日 17時10分

Burd NA, et al., Sports Med. 2019; 49(Suppl 1):59-68.

Kendler S. et al., Front Nutr. 2023; 10:1118094.

※3歳より上を対象とした値を採用


 

●参考

ヒトの体をつくるアミノ酸

BCAA (バリン、ロイシン、イソロイシンの総称)、アラニン、アルギニン、グルタミン、リシン(リジンともいう)、アスパラギン酸、グルタミン酸、プロリン、システイン、トレオニン(スレオニンともいう)、メチオニン、ヒスチジン、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン、アスパラギン、グリシン、セリン

このうち、太字の9種類が必須アミノ酸です。


 

■若年層や男性の方が、たんぱく質摂取が偏っている傾向がある

  アンケートの結果から、男女ともに若年層や、全体的に男性の方がたんぱく質摂取に偏りがあることがわかりました。一方で、70〜74歳の人は、主要なたんぱく源をバランスよく取り入れています。前出の宮地教授は、「多様な種類の食品からたんぱく質を摂ろうと意識することが大切です。なぜなら、食品によって、たんぱく質を構成するアミノ酸のバランスや、含まれているビタミンやミネラル、食物繊維など栄養素が異なるからです。動物性たんぱく質と植物性たんぱく質をバランス良く摂ることが有効です。多様な食品を食べれば、それだけ多様な栄養を摂ることができます」と話します。


【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202407012983-O24-8EMSi71m


■たんぱく質についての疑問に、宮地教授が答えます

 本リリースP3で紹介したように、「たんぱく質に関する興味」への問いでは、「健康維持・増進に必要とされる自分の摂取量」、「どのような食品にどれくらいたんぱく質が入っているのか」、「たんぱく質の手軽な摂り方」と答えた人が6割を超えていました。そこで、この3つの疑問に対して宮地教授にお答えいただきました。


Q 健康維持・増進に必要とされる自分の摂取量は?

A 筋量や筋力の維持向上には、1日あたり、体重1kgに対して1.5gのたんぱく質を摂るのが目標です。例えば体重55kgの人なら55×1.5g=82.5gのたんぱく質を摂るのが目標。ところが現在、多くの日本人のたんぱく質摂取量は体重1kgあたり0.7〜0.8g程度と、目標の半分ほどにとどまっています。摂取量が1日あたり0.1g増えるだけでも筋肉量や筋力が増えることがわかっていますから、普段の食事や間食で積極的にたんぱく質を摂るよう、意識しましょう。

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