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年2回投与のレナカパビル、HIV予防において100%の有効性、および1日1回投与のF/TDFに対する優越性を示す

共同通信PRワイヤー / 2024年7月8日 15時0分


PURPOSE 1試験の詳細データについては、今後の医学学会で発表予定です。


南アフリカ・ケープタウン大学 Desmond Tutu HIV Centerのセンター長で、国際エイズ学会元会長であるリンダ-ゲイル ベッカー医師(Linda-Gail Bekker, MBChB, DTM&H, DCH, FCP(SA), PhD)は、次のように述べています。「年2回投与のPrEPとしてレナカパビルが承認された場合、PrEPにより恩恵を受ける可能性がある世界中の多くの人々、特にシスジェンダー女性の生活に合った極めて重要なHIV予防の新たな選択肢になります。従来のHIV予防選択肢は、処方された通りに服用すれば、非常に効果的であることは認められていますが、年2回投与のPrEPとしてのレナカパビルは、経口PrEP薬の服用・保管の際に一部の人々が直面し得るスティグマや差別解消の一助となると同時に、年2回投与により、アドヒアランスおよび持続性の向上が期待されます」


シスジェンダー女性におけるHIV予防としてのレナカパビルやF/TAFの使用については研究段階にあり、安全性や有効性は確認されておらず、世界のいずれの国においても承認されていません。


年2回投与のPrEPとしてレナカパビルを評価する、他のPURPOSE試験が現在進行中

ギリアドは、アルゼンチン、ブラジル、メキシコ、ペルー、南アフリカ、タイおよび米国において、男性と性交渉を持つシスジェンダー男性、出生時の性別が男性のパートナーと性交渉を持つトランスジェンダー男性、トランスジェンダー女性、およびノンバイナリーを対象に、年2回投与のPrEPとしてレナカパビルを評価するPURPOSEプログラムにおける、もう1つのピボタル試験であるPURPOSE 2試験から、2024年末あるいは2025年初めに結果がまとまると予想しています。新たなHIV予防選択肢を最も必要としている多くの人々のために、PrEPを適応とするレナカパビルが確実に承認されるよう、規制当局への申請には、肯定的な結果が得られた場合、PURPOSE 1、PURPOSE 2両試験結果が含まれる予定です。


ギリアドは、各国/地域でHIVの影響を受けているコミュニティとのパートナーシップ構築に取り組むとともに、プログラムデザインから被験者募集の戦略まで、PURPOSE試験に対するコミュニティからの意見を参考にしています。このような共同での取り組みは、今後もギリアドが厳密性や革新性を持って臨床試験を実施し、これまでHIV予防研究において十分に取り上げられることのなかったコミュニティの声を意識的に取り込むことに活かされます。また、ギリアドがPURPOSE 1試験や将来成功が見込まれる試験のために実施する、試験実施後の科学活動の強化につながります。

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