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47都道府県のヘルスリテラシー自己評価調査結果と「人生100年時代のヘルスリテラシー白書」を公表

共同通信PRワイヤー / 2024年7月30日 15時0分

約半数の人が望む「健康寿命の延伸」、年齢とともに「寿命」よりも「健康寿命」の延伸を望むように

 WHOが提唱する健康寿命は「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」と定義しています。

 調査対象者に、寿命と健康寿命の延伸について尋ねたところ、「健康寿命を延ばしたい」と回答した人は約半数(47.1%)で、「寿命を延ばしたい」の回答割合(18.4%)と比較すると28.7ポイントの差がありました。男女ともに年齢が上がるにつれ、「健康寿命」の延伸を望む人が増える傾向も見られました。

 なお、都道府県別では、「健康寿命の延伸」を望む人の割合が最も高かったのは長野県(56.0%)でした。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202407294303-O10-Lj2Waz41

【情報収集・判断】

健康情報の正しさを判断できる人は約半数、女性20代~40代は判断力が収集力を20ポイント以上下回る

 調査対象者に、自身の体調や健康を管理するための「健康情報」の収集とその判断に対して自己評価をしてもらいました。全体では「情報収集ができる(できる+少しはできる計)」と回答した割合は全体で68.7%であったのに対し、集めた健康情報が「正しい情報だと判断できる(できる+少しはできる計)」と回答した人の割合は52.6%となり、「情報判断力」が「情報収集力」を16.1ポイント下回りました。性年代別で見ると、女性20代~40代はいずれも「情報収集力」に対し「情報判断力」への自己評価が20ポイント以上下回っています。

 都道府県別では、情報収集への自己評価が高かったのは大阪府と宮崎県(ともに74.0%)でした。また、情報判断への自己評価が高いのは東京都(60.4%)で、47都道府県の中で唯一の6割台、2位の宮城県(56.4%)に4ポイント差をつける結果となりました。


【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202407294303-O4-Xe7jWNyY

 さらに、健康に関する情報について困っていることを尋ねたところ、「いろいろな意見があり判断しづらい(52.7%)」「正しい情報か間違った情報か判断基準がわからない(30.2%)」が上位2項目となりました。この2項目を性年代別で見ると、いずれも女性の20代~50代の回答割合が高くなっています。

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