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日本盲導犬協会が事業従事者の認識を初調査~盲導犬ユーザーを「受け入れる」意思を持つ人は半数にとどまる

共同通信PRワイヤー / 2024年12月9日 13時0分

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202412081306-O33-78211f1M


 

考察1

 法律の認知度が低くとどまる中で、盲導犬同伴での利用には回答者の多くが賛同し、受け入れ拒否は「差別に該当する」と認識していました。その一方で、実際に受け入れる意思を持つ人は約半数にとどまり、理解はしているものの躊躇している様子がうかがえます。受け入れる意思が半数にとどまる要因はなにか?この要因を紐解くことが受け入れ拒否の解消につながると考えます。 


 

結果2.盲導犬受け入れが進まない背景に、知識不足が影響しているか 

 盲導犬同伴での入店、入場を「受け入れない」とする背景に何があるのかを探るため、盲導犬に対するイメージについて具体的に聞いてみました。


 「盲導犬が入ることは不衛生だ」、「邪魔だ」、「周りのお客様に迷惑だ」で、飲食業の「とてもそう思う/ややそう思う」の回答がそれぞれ25~29%と最も多く、「盲導犬が座っていたり待機したりしていた場所が汚れる」は、生活関連サービス・娯楽業の16.3%、「畳や床を傷つける」は、宿泊業の18.1%が最も多い結果となりました。(図6-1,2,3,4,5)

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 盲導犬が自分の隣にいたらどう思うかの自由回答においても、「食品を扱っているので心配」「噛んだり吠えたりされるのではないかと不安」「アレルギーの人に迷惑がかかると思う」という回答があり、業種別に差はあるものの、盲導犬を受け入れることに対して、何かしらの不安を抱いていることがうかがえました。

ユーザーは、訓練でブラッシングやシャンプーなどの犬の衛生管理のスキルを習得し、排泄を含む行動管理を適切に行っています。しかし、ユーザーに、犬を管理する義務があることを知らない人は全体の74.7%にのぼりました。(図7)

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