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日本盲導犬協会が事業従事者の認識を初調査~盲導犬ユーザーを「受け入れる」意思を持つ人は半数にとどまる

共同通信PRワイヤー / 2024年12月9日 13時0分

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202412081306-O22-55T8D32G


 

考察2

 盲導犬に対して「施設を汚す」「他のお客様の邪魔になる」など負のイメージや不安を抱いている人が一定数いることがうかがえます。その結果、盲導犬同伴での利用を受け入れると施設や利用者に悪影響を及ぼすと懸念し、受け入れに消極的になっていることが推測されます。そうした負のイメージや不安を払しょくするために、犬に対するユーザーの管理義務やそのスキルを理解してもらうことが必要です。

さらには、実際に受け入れがスムースにいったケースや、同業者の事例を伝えることで、具体的な対応をイメージできるようになり、受け入れに対する不安を軽減できるのではないかと考えます。 


 

結果3. 視覚障害者への接客にも高いハードルが 

 今年4月の改正障害者差別解消法の施行により、民間事業者における合理的配慮の提供が「努力義務」から「義務」へ変わりました。ユーザーをはじめとする視覚障害者が社会参加をする上で生じる「障壁(バリア)」を取り除くために、「見えない・見えにくい」ことに対する正しい理解がより一層求められる中、視覚障害者をどのようにとらえているか詳しく聞いてみました。 


 まずは、視覚障害者に対する認識に関して、「視覚障害者の見えにくさが人により異なることを知っているか」を聞いたところ、全体の65.6%が「知っている」と回答しました。(図8)

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202412081306-O24-97G2S0HD


 「視覚障害者全員が点字を読めるわけではない、ということを知っているか」を聞いたところ、全体の51.1%が「知っている」と回答しました。 (図9)

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202412081306-O23-5cPSZ098


 また、盲導犬ユーザーや視覚障害者への「接客」について、「誘導(席や目的地などへ)」に対して懸念を抱いている回答者は、小売業が35.3%と最も高く、生活関連サービス・娯楽業が31.8%と続きました。(図10-1)

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202412081306-O35-ic4Bs4o4

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