ニュルンベルクの世界的な玩具見本市のシュピールヴァーレンメッセ、トレンドと新しいネットワーキングの形態でより刺激的に

製品グループを効率的に展開

18のホールに13の製品グループが展示され、ご来場の皆様に玩具世界の全体を余すところなく披露。展示ホールの刷新により、見本市会場をより効果的に回れるようになります。注目度の高い『学用品、文具、手芸工作』の製品グループは、独自のホール２にまとめて展示されることになりました。特に、新学期やクリエイティブ分野で大きな可能性を秘めた文房具全般を展示します。さらに、壮観なデザインのホール3Cも今年から使用されることになりました。ホール全体に醸し出される雰囲気は、成長著しい製品グループ『ベビー・幼児用品』や『雑貨、ライフスタイル』に理想的な環境となるでしょう。このホール３Ｃは、ホール1、2、3と直結しているため、隣接する製品グループとの相乗効果も強化されます。製品グループ同士の相乗効果が期待される変化として、製品グループ『鉄道模型とホビー』をホール７に集約しました。これにより、お隣のホールに展開する『テクニカルトイ、知育玩具、アクショントイ』により近づいたこと、また『販売店・メーカー向けサービス』も同じくホール７に展開することにより、マーケティングサービス、パッケージング、レジ・商品管理システム、試験機関などとの絡みも緊密になることでしょう。製品グループ『スポーツ用品、レジャー・アウトドア用品』は拡大し、このホール７とお隣のホール7Aに展開します。

潮流とトレンド

今年も目玉のテーマに、購買力のある大人、キダルトを取り上げます。サーカナ社の調査によると、ヨーロッパの12歳以上を対象とした若者・大人向けの玩具市場の規模は45億ユーロで、これはヨーロッパの玩具市場全体の30％に相当します。『トイズ・フォー・キダルト（Toys for Kidults）』では、「コレクティブル（Collectibles）」、「クリエイティブ・ファンタジー(Creative Fantasy)」、「テーブルトップ・ゲーム(Tabletop Games)」の3カテゴリーに分類し、中央入口を入ってすぐの場所に、経験豊富なゲーム・プロモーターによる様々なライブ・アクティビティを紹介します。また『トイ・トレンド（ToyTrends）』も中央入口に移動します。ここでは、世界11カ国からなるシュピールヴァーレンメッセ・トレンド委員会が厳選した、これからのシーズンに向けて注目のテーマを二つ発信します。一つは、『アニメ＆フレンズ』。アニメやマンガに関する商品やライセンス物を集めて紹介。もう一つは『ヘルシー・ヒーローズ』。エクササイズ、マインドフルネス、健康的な食事に焦点を当て、関連製品を紹介します。