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「僕の世界には魔女やサンタが住む」絵本作家谷口智則さんが京都で明かした創作秘話

京都新聞 / 2024年4月1日 15時28分

最新作の「きみとぼく」を紹介する絵本作家の谷口さん(向日市寺戸町・ワンダーランド)

 デビュー20周年を迎える絵本作家谷口智則さんのトーク&サイン会が、京都府向日市寺戸町の絵本カフェ「ワンダーランド」であった。谷口さんは最新作の「きみとぼく」をはじめとした自身の絵本を読み、創作に込めた思いを語った。

 「きみとぼく」は15年前に出版された「おおきいサンタとちいさいサンタ」に登場するゾウのパオとネズミのチュータが主人公。大きさや重さが違う2人が心を通わせる物語をやさしい言葉と絵で表現している。

 谷口さんはウクレレの伴奏付きでその2冊を読み、「動物や魔女やサンタが僕の絵本の世界に住んでいる。出版する絵本によって主人公が変わるだけ。みんながすてきで個性があって輝いている」と紹介。大学生のころに独学で創作を始めたなど、これまでの歩みを振り返り「平和への思いや誰かを思いやれる気持ちを大切に描いていることが多い。昨年からの戦争のニュースが心に響き、そういう思いを込めた」と話した。

 カフェが開店29周年と谷口さんの新刊発売を記念して主催した。14日まで「きみとぼく」の原画展も開いている。月曜と第4火曜は定休。

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