桜島火山爆発総合防災訓練 大量降灰想定し”代替避難所”初めて活用 中学校で防災学習も
KYTニュース / 2025年1月11日 17時43分
58人の犠牲者を出した桜島の大正噴火から12日で111年です。代替避難所を活用した初めて訓練が行われました。
(磯脇琢磨アナウンサー)
「桜島の噴火を想定し島民たちが鹿児島市の谷山中学校に集まりました」
桜島で大規模噴火が起きた際、住民たちは、鹿児島市街地の指定された避難所に避難することになっています。しかし、風向きによっては大量の降灰などで指定避難所が利用できないケースもあります。今回、初めて「代替避難所」を活用し、住民たちが実際に身を移しました。
(桜島の住民)
「自分たちの住んでいないところに避難をすることなので地域の人との連携が大事だと思う」
訓練に先立ち、谷山中学校では、防災学習も行われました。講師を務めたのは、鹿児島市の井口正人火山防災専門官です。
(鹿児島市・井口正人火山防災専門官)
「今後2~30年の間に次の大規模噴火が起こる可能性が極めて高いと考えるべき。
桜島の地下には大正噴火と同じ規模のマグマが溜まりつつあると言われています。生徒は備えの大切さについて学んでいました。
(鹿児島市・下鶴隆央市長)
「今回初めて谷山地域で実施することによって、谷山地域の皆様にもこの大規模噴火への備え。こういったところを実感をしてもらった」
鹿児島市は今後も様々な訓練を行うということです。
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