「ちゃんと休めてる？」と心配の声も 種﨑敦美さんが演じる秋アニメ主演作3選

■アーニャとフリーレンだけじゃない！　種﨑さんが演じるもうひとりの主人公

　2023年10月2日（月）、声優の種﨑敦美さんが自身のX（旧Twitter）にて結婚を発表しました。お相手は同じく声優の宮崎遊さんで、種崎さんは「いろいろなことがまだまだな自分です。これからも　いっぱい遊んで　いっぱい考えて　いっぱい頑張ります」（一部引用）と現在の心境をつづっています。そんな種﨑さんは、さまざまな役柄をかけもちし、その多忙ぶりでファンを驚かせています。本記事では、2023年秋アニメに種﨑さんの主演作品と彼女の演じるキャラクターを3作品見てみましょう。

●『SPY×FAMILY』season2　アーニャ役

　2023年10月7日(土)よりseason2が放送されるアニメ『SPY×FAMILY』（原作：遠藤達哉／集英社）は、凄腕スパイの「黄昏」が、ある任務のために仮初めの家族を作り、新たな生活を送るというアクションコメディです。

　種﨑さんが演じているのは、精神科医のロイド・フォージャーに扮した「黄昏」が出会い、「娘」として引き取ることになった超能力を持つ少女、アーニャ・フォージャーです。

　アーニャは愛くるしいルックスとキャラクターで、多くのファンに愛されており、TikTokでは1期で放送された「アーニャ、ピーナッツが好き」というセリフが話題を呼びました。season２でも、アーニャの豊かな感情表現に癒やされること、間違いなしでしょう。

●『葬送のフリーレン』　フリーレン役

『葬送のフリーレン』（原作山田鐘人・アベツカサ／小学館）は、2023年9月29日(金)より、金曜ロードショー（日本テレビ）で初回2時間スペシャルが開始され、2話以降は毎週金曜夜11時より「FRIDAY ANIME NIGHT」にて放送が予定されています。

　勇者ヒンメル率いる一行が、冒険の日々を重ねた10年間を振り返り、これからの人生に思いを馳せるところから始まるこの物語は、勇者の仲間であるエルフ・フリーレンを主人公とした旅の物語です。

　種﨑さんが演じるのは、物語の主人公であるフリーレンです。彼女は1000年以上の時を生きるエルフであり、ヒンメルをはじめとする仲間たちとの旅を経て、知らず知らずのうちにその心に変化を及ぼします。弟子となった魔法使いのフェルンや、若き戦士であるシュタルクとともに新しい旅を続ける様子が描かれており、1000年の時を生きるフリーレンの心情が丁寧に描かれています。

『SPY×FAMILY』でアーニャの役を演じた種﨑さんですが、フリーレンを演じた「声」のギャップに多くのファンが驚いたようです。SNS上では「アーニャとフリーレンをどうやって演じ分けているんだろう」「ふたりの声が同じ声帯から出ているのが信じられない」などの声が挙がっていました。

●『魔法使いの嫁』SEASON2　　羽鳥チセ役

　2023年10月5日（木）22時からSEASON２が放送開始される『魔法使いの嫁』（原作・ヤマザキコレ／ブレイドコミックス／マッグガーデン刊）でも、種﨑さんは主役を演じています。

『魔法使いの嫁』は、帰る場所も生きる理由も持ち合わせていない15歳の少女、羽鳥チセが、異形の魔法使いであるエリアスに弟子、ひいては将来の花嫁として迎え入れられるという物語です。

　種﨑さんが演じる羽鳥チセは、ほぼ無限に魔力を生み出せる「夜の愛し仔（スレイ・ベガ）」と呼ばれる存在で、自身の能力の使い方を学ぶため、魔術師の互助組織である学院（カレッジ）に通うことになります。

　種崎さんが演じるチセについて、1期では「子守歌を歌うシーンのはかなさにぐっと来た」などの声が挙がっており、2期では、成長したチセをどのように演じるのか、注目が集まっていました。

　種﨑さんはアーニャ、フリーレン、チセと、異なるタイプのキャラクターを演じ分けています。同時期に放送開始される作品で多く主演を務めていることから、SNS上ではファンからの「種﨑さんが忙しすぎる」という意見が多く見受けられました。

　また、これほどまでに多忙なスケジュールにもかかわらず、プライベートでも「結婚」というおめでたい報告がなされたことに対し「あまりにも忙しすぎてプライベートなんてないんじゃないかと思っていたけど、プライベートも充実していてよかった」と安堵するファンの声がSNS上に投稿されていました。

※種崎さんの「崎」は、「大」ではなく「立」が正しい表記

（LUIS FIELD）