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不意打ちが怖すぎ、ゲームのメタ演出3選 「ホッとひと息…ヤバ!」「リアル命の危機」

マグミクス / 2024年2月28日 21時55分

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■ゾッとした! 画面越しにプレイヤーを震え上がらせた演出

 ゲームの演出の方向性や形式はさまざまで、ちょっとした油断が、プレイ中に「命取り」となることも多いです。なかにはゲーム特有の「メニュー画面」や「システム」で仕掛けを施し、現実世界でも命の危険を感じてしまうほど驚かせてくるゲームも存在します。

「メニュー画面」というプレイヤー視点ならではの機能でトラウマを量産した作品が、2015年リリースのアクションホラーゲーム『深夜廻(しんよまわり)』です。キャッチコピーは「夜があなたをさらいにくる」で、「夜に潜む恐怖」をテーマに作られました。ラスボスである「山の神」は、大きな顔に無数の目玉、ひしゃげるように折れた両手の指、奥から生えた2本の足といった、不気味な要素が盛り込まれたキャラクターです。

 ゲームのプレイ中、メニュー画面を開けば、「ひと安心」できる時間が取れるものと思いがちです。しかし、『深夜廻』では主人公「ユイ」の操作中にメニュー画面を開いてひと息ついていると、なんとラスボスである山の神が登場するのです。メニュー画面が勢いよく押し込まれ、奥からひしゃげた手と無数の目玉が飛び込んでくる演出は、多くのプレイヤーにトラウマを植えつけました。

 ブラックな不意打ち演出に驚かされるのは、ホラーゲームだけに限りません。2013年にニトロプラスがリリースした『君と彼女と彼女の恋。』は、恋愛アドベンチャーでありながら心臓に悪い演出がいくつか用意されています。ヒロインの「曽根美幸」は、その代表的な存在といえます。

 同作には男主人公「心一」のほか、美幸を含めてふたりのヒロインが登場します。美幸は文武両道、眉目秀麗な学園のアイドルですが、その実態は「トラウマ要員」です。美幸ルート攻略後に再周回で、もうひとりのヒロイン「アオイ」と心一が結ばれると、美幸は心一をアオイともども殴り殺してしまいます。

 その後はバッドエンドでゲームの終わりを迎えると思いきや、美幸の怨念の矛先は、画面の向こう側のプレイヤーに向けられます。心一たちを殴り殺したときの返り血を浴びた姿で「ねえ、あなたに言ってるんだよ?」「君は永遠に私のルートだけを選んでいればよかった」と笑う美幸に、命の危機を感じたプレイヤーも少なくないでしょう。

■背後を確認しちゃう! エンディング後も気が抜けない、怖過ぎる演出

世界中で話題になった『ドキドキ文芸部!』に新しいコンテンツを加えた『ドキドキ文芸部プラス!』(PLAYISM) (C)2021 Team Salvato & Serenity Forge. All rights reserved.

 2017年リリースの『DokiDokiLiteratureClub!』(以下、ドキドキ文芸部)も、PCのシステム面に関わる凝った演出でプレイヤーを絶叫させました。『ドキドキ文芸部』は海外産の学園モノ恋愛アドベンチャーゲームで、明るくポップな絵柄とかわいらしい美少女キャラのビジュアルが目を引きます。しかし実際にプレイしてみると、精神的に滅入る衝撃的な展開が多く、恋愛劇が織りなす独特の恐怖感は瞬(またた)く間に有名になりました。

『ドキドキ文芸部』の演出で群を抜いて話題になったのが、画面録画の機能を認知するシステムです。終盤ではヒロインのひとりである「モニカ」とプレイヤーが画面越しに語り合う場面があります。PC版かつ配信や動画収録といった用途でOBSを起動させていると、モニカが「…これ、収録してるでしょ?」とプレイヤー側の行動を言い当ててくるのです。配信先の視聴者に対して「えっと…みなさんこんにちは!」と話し出すのは不気味で、思わず背後を確認せずにはいられなくなります。

 不意打ちで「画面の向こう側とこちら側」を意識させる演出は、いい意味で背筋がぞっとします。ひと味違うダークな世界観を味わいたい人は、プレイしてみてはいかがでしょうか。

(マグミクス編集部)

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