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「年上お姉さん×年下男子」マンガ5選 トキメキが止まらない!

マグミクス / 2021年5月29日 13時40分

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■王道だからこその尊さ! 先生×生徒

 一般的に、男女とも恋愛における年齢差は「上下5歳までが理想」と考える傾向が強いようです。しかし、上5歳と下5歳では大違いではないでしょうか?

 大人ぶりたいのが男性、若く見せたいのが女性だとするなら、「年上お姉さん×年下男子」には、無理があるのかも……いえ、そんなことはありません! 年齢差があるからこその切なさ、家族や友人からの誤解など、ドラマチック要素には事欠かず、至極のマンガ作品が数多く生まれているのです。

 この記事では、年上お姉さんと年下男子の紡ぐ極上のラブストーリーを5つご紹介します。

●『初めて恋をした日に読む話』(作・持田あき)

 今、イチオシの年上お姉さまと年下男子のラブストーリー『初めて恋をした日に読む話』(マーガレットコミックス・集英社)は、「Cookie」で現在もキュンキュンドキドキの連載中です。

 優等生だった春見順子は東大受験を失敗して以来、仕事も私生活も、さえない人生を送っていました。孤独死するよりはまし……と付き合った恋人にはふられ、塾講師の仕事もクビ寸前。そんな順子がエリート官僚の父親からダメ人間の烙印を押されたピンクの髪の不良高校生、匡平と出会い、人生が大きく変わっていきます。

 いわゆる底辺校に通う匡平ですが、順子の熱い指導と元来の頭の良さに、父を見返してやりたいという思いも加わって成績はみるみるアップ。これまで目標もなく過ごしてきた順子は、教えることの喜びを感じるようになり、母親との確執や自分の人生とも向き合うようになっていきます。

 そして、次第に順子に対して特別な感情を抱くようになる匡平、恋愛下手な順子、ずっと順子に片思いしてきた、いとこの雅志の思いが交錯し……。

 絵がキレイで、順子らキャラクターのファッションも素敵な『初めて恋をした日に読む話』は、王道の「先生×生徒」として大人も大満足の年上お姉さん×年下男子ジャンル作品です。

●『ごくせん』(作・森本梢子)

『ごくせん』は、黒田一家の4代目として育った主人公の山口久美子(ヤンクミ)が、熱血高校教師になり、かわいい教え子たちのために活躍する学園コメディです。担任と生徒たちの絆と成長を描く学園ドラマであると同時に、恋愛コメディであり、ハートフルなファミリードラマでもありました。

 2000年から2007年2月まで『YOU』(集英社)で連載され、2002年にテレビドラマがスタートすると人気に火がつき、シリーズ3作、単発2作に加え、映画、アニメも作られました。

 赤い髪をしたリーダー格の沢田慎は、いつしか生徒思いのヤンクミに恋愛感情を抱くようになりますが、ヤンクミはケンカが強くても恋愛はからきし……。みんなが不憫に思うほど、ヤンクミは沢田の恋心にまったく気付きません。

 それでも沢田は「卒業したら告白する」というミッションに挑み、「俺の将来は、お前がいりゃいいんだよ」とヤンクミに告白するのです。こんなこと面と向かって言われたら、恋愛に不器用なヤンクミでなくても言葉を失ってしまいますね。

「先生×生徒」とはいえ、頼りがいあるお姉さんとかわいい年下男子……からは、ちょっとばかり外れますが、「年下男子の強気なセリフはキュンキュンくる」という味わい方を楽しめます。

●『中学聖日記』(作・かわかみじゅんこ)

 王道中の王道をいく「先生×生徒」のラブストーリー。有村架純さんと岡田健史さんの主演ドラマも大きな話題を呼びました。

 いけないと分かっているのに、どうしても惹かれ合ってしまう……。教師の末永聖(すえなが・ひじり)と、14歳の男子中学生・黒岩晶(くろいわ・あきら)の恋は、葛藤と後悔、哀しみ、苦しみ、一方でトキメキと喜び、幸せという矛盾に満ちています。

 イケメンで仕事もできる婚約者がいながら、晶を男として意識してしまう聖。晶も初めての恋にとまどい、それでも「ぼく、先生のこと好きになっちゃいました」など、ストレートな言葉で気持ちを聖にぶつけるのです。

 ふたりの純愛は元先生×元生徒となっても、周囲を巻き込み、傷つけながらも止めることができません。運命のいたずらなのか、残酷な赤い糸なのか……切なさを満喫できる「年上お姉さん×年下男子」マンガです。

■ほんのりセクシーなお姉さんに、いつの間にか恋心

●『八雲さんは餌づけがしたい』(作・里見U)

 2021年7号をもって完結した本作の主人公は、ちょっとした秘密を抱えた未亡人・八雲柊子(やくも・しゅうこ)です。というと、なんだか隠微な香りがしますが、八雲さんはいたって健康的です。毎晩、隣の部屋で一人暮らしをする大和翔平君を家に呼んで夕食をごちそうするのが彼女の秘密なのでした。

 どんな料理も大きな口で平らげていく翔平。おいしければおいしいほど、無口になって食べまくります。八雲さんは、そんな彼の食べっぷりを見るのが毎日の楽しみになり、夫を亡くした悲しみから少しずつ前に進めるようになっていきました。ふたりの関係は、ずっとただのお隣さんでしたが、いつの間にか少しずつ相手を大切に思う気持ちが育っていきます。

 ところで八雲さんは、眼鏡をかけた貞淑な大和撫子ですが、実はスタイル抜群でけっこうな巨乳なのです。時々、お風呂上りの濡れ髪シーンやダイエットのためのジョギングシーン、そして、ふとしたしぐさが色っぽい時もあり、翔平もドキッとさせられます。

 12歳の差がある八雲さんと翔平。いつも一緒に食事がしたい、いつも一緒に笑っていたい…そんな日常の小さな願いが恋の始まりになります。

●『猫のお寺の知恩さん』(作・オジロマコト)

 2016年にブロスコミックアワード大賞を受賞した本作。ヒロインである古寺澤知恩(こてらさわ・ちおん)は、寺に住む19歳の女性で、お寺の会計処理をしたり、子供たちに習字を教えたりしています。祖父が亡くなり住職が不在となっている寺を自分が守りたいと考えていますが、祖母は寺を人にゆずる気でいました。

 3歳年下の従兄弟である主人公・須田源は、知恩とは幼い頃、姉弟のように仲良く育ち、進学を機に寺に再び一緒に住むことになったのです。超自然体な知恩にはいやらしさはありませんが、たまに無防備に肌を見せたり、ムチムチボディを見せたりするのでドキッとさせられます。そのあたりは、思春期の男子ならではの視点がうまく描かれています。知恩への気持ちが膨らんでいくのに、子供扱いされて不満そうにしているところにも、やきもきさせられます。

 当初、知恩と源は恋愛関係ではなく、友人でもない微妙な関係です。しかし、一緒に生活をしていくなかでお互いの心情が次第に変化していくのが見られます。特に大きな事件が起こるわけではありませんが、日常の中で大切な思いが育っていく、そういう作品です。

* * *

 年上お姉さんと年下男子とのラブストーリー。甘えたい、叱られたい、褒められたい、かまわれたい…、どんなシチュエーションがお好みですか?

(山田晃子)

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