1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. アニメ・コミック

声優・小野賢章が演じるキャラ3選 ガンダム新作『閃光のハサウェイ』主演

マグミクス / 2021年6月1日 11時50分

写真

■少年ボイスから危険な香りのする低音ボイスまで、見事に演じ分ける実力派!

 近日公開予定の劇場アニメ『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』本作は2021年5月21日公開予定でしたが、緊急事態宣言の延長により現在公開時期が延期されています。ファンからの注目度は高く、公開に向けて、主人公ハサウェイ・ノア役を務める声優・小野賢章(おの・けんしょう)さんはTV出演も増えています。

 小野さんといえば、4歳の頃から子役として活躍しており、12歳から約10年にわたって映画「ハリー・ポッター」シリーズの日本語吹き替え版でハリー・ポッター役を担当していたことでも知られています。本稿では、そんな小野さんが演じる魅力的なキャラクターを3人ピックアップしてご紹介します。

●『黒子のバスケ』黒子テツヤ

『黒子のバスケ ウインターカップ総集編 ~扉の向こう~』 (C) 藤巻忠俊/集英社・黒子のバスケ製作委員会

 ひとりめは、『黒子のバスケ』の黒子テツヤ(くろこ・てつや)。本作は、「週刊少年ジャンプ」で連載されていた同名のマンガ(著:藤巻忠俊/集英社)が原作です。アニメは2012年4月~9月22日に第1期が、2013年10月~2014年3月29日に第2期が、2015年1月~6月30日に第3期が放送されました。

 本作品は、バスケットボールの超強豪「帝光中学校バスケットボール部」に在籍していた10年にひとりの逸材たち5人と、その5人が一目置いていた謎の選手“幻の6人目(まぼろしのシックスマン)”を中心としたスポーツ青春ストーリー。この“幻の6人目”として暗躍していた主人公・黒子テツヤは、高校でもバスケ部に入部。そこで火神大我(かがみ・たいが/CV:小野友樹)と出会い、彼を日本一にすると誓います。

 小野賢章さんが演じる黒子テツヤは、規格外の存在感の薄さを活かし、鋭い観察眼で周囲を欺く手品のようなバスケを得意としています。普段は淡々とした口調で表情も乏しく一見クールに見えますが、実は負けず嫌いで情に厚い一面も。仲間を侮辱されると感情に露わにするなど、時折芯の強さを垣間見せます。小野さんの強さと繊細さの入り混じる声色は、そんな黒子の二面性を、内に秘めた熱さを見事に演じています。

●『文豪ストレイドッグス』芥川龍之介

原作:朝霧カフカ、マンガ:春河35『文豪ストレイドッグス』第20巻(KADOKAWA)

 ふたりめは、『文豪ストレイドッグス』の芥川龍之介。本作は、「ヤングエース」(KADOKAWA)で連載されている同名のマンガ(原作:朝霧カフカ、マンガ:春河35)が原作です。アニメは2016年4月~6月に第1期が、2016年10月~12月に第2期が、2019年4月~6月に第3期が放送されました。

 本作品は、著名な文豪たちがそれぞれの作品にちなんだ異能力で戦うファンタジーアクション作品。孤児院を追い出され、食べるものも寝るところもお金もなく餓死寸前だった主人公・中島敦(なかじま・あつし/CV;上村祐翔)はある日、鶴見川で入水自殺をしようとしていた太宰治(だざい・おさむ/CV:宮野真守)を助けます。そしてそれがきっかけで、彼が所属する異能集団「武装探偵社」が追っている“人食い虎”の捜索を手伝うことに。しかし実は、その虎の正体は敦自身で――。

 小野賢章さんが演じる芥川龍之介は、ポートマフィアと呼ばれているマフィアの構成員。基本的に人を殺すことにためらいのない冷酷かつ残虐な性格ですが、部下が窮地に陥った場面では助けることも。また、太宰に憧れを抱いており、彼に気に入られている敦に対してライバル心を抱くなど嫉妬深い一面も持っています。芥川は冷静なように見えて案外声色に感情や想いがにじみ出るタイプで、そんな彼の内面を繊細に表現する小野さんの演技力にはさすがのひと言です。

●『アイドリッシュセブン』七瀬陸

『アイドリッシュセブン Second BEAT!』オリジナルサウンドトラック「BEYOND THE SHiNE」(ランティス)

 最後は『アイドリッシュセブン』の七瀬陸(ななせ・りく)。本作は、バンダイナムコオンラインが提供している同名のスマホ向けアプリゲームが原作です。キャラクター原案を漫画家・種村有菜さんが担当していることでも有名です。アニメは2018年1月~5月に第1期が、2020年4月~12月に第2期が放送され、2021年7月より第3期の放送が開始されることも決まっています。

 本作品は、父親が経営しているアイドル事務所「小鳥遊芸能事務所」で働く主人公・小鳥遊紡(たかなし・つむぎ/CV:佐藤聡美)が、7人組の男性アイドル「IDOLiSH7」のマネージャーとして奮闘しながら彼らとともに成長していく物語。アイドルとしての華やかさだけではなく、下積みやメンバーひとりひとりの抱える悩み、他グループ、他事務所との関係性、芸能界の闇の部分なども丁寧に描かれており、ファンから絶大な支持を集めています。

 小野賢章さんが演じる七瀬陸は、「IDOLiSH7」のメンバーのひとり。高い歌唱力の持ち主でセンターを務めていますが、呼吸器系の疾患があり、今でもストレスがかかった時など発作を起こすこともしばしば。双子の兄でありアイドルとしても先輩である九条天(くじょう・てん/CV:斉藤壮馬)を慕っていて、天や年上の前では弟らしい甘え上手な一面も覗かせます。病弱ゆえに抱えてきた影の部分と明るい人懐っこさを併せ持つ彼の魅力に、小野さんの明るいながらも儚さを感じさせる声色がピタッとハマっています。

* * *

 以上、小野さんが演じる魅力的なキャラクターを3人ピックアップしてご紹介しました。明るい少年ボイスから危険な香りのする低音ボイスまで見事に使い分ける小野さん。冒頭で挙げた『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』のハサウェイはもちろん、今後もさまざまなキャラクター、声色で魅了してくれそうですね。

(月乃雫)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください