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かっこいいオールバックキャラ6選!ダンディかつミステリアスな印象にもなる髪型

マグミクス / 2022年5月13日 6時10分

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■オールバックは凛々しい男の象徴

 あらゆる種類が存在する「髪型」のなかでも、「オールバック」は特に似合う顔と似合わない顔が分かれるもののひとつです。おでこや顔の輪郭、目や鼻などのパーツすべてを隠すことなく見せるそのスタイルは、現実世界はもちろん、マンガやアニメのキャラでも人を選ぶ髪型と言えます。今回はそんな「オールバック」が、雰囲気や造形にピッタリとハマっているキャラたちを紹介します。

●ミステリアスな山猫オールバック……『ゴールデンカムイ』の尾形百之助

 まずは2022年4月28日発売の「週刊ヤングジャンプ」22&23合併号にて、最終回を迎えた『ゴールデンカムイ』の尾形百之助です。大日本帝国陸軍第七師団の上等兵で、遠く離れた場所からでも300メートル以内なら確実に相手を撃ち抜くというスゴ腕狙撃手です。

 そんな彼のトレードマークのひとつが、オールバックです。1本(1束)だけ、顔の横に毛が跳ねた状態ではありますが、キレイなツーブロック系のオールバック。くっきりとした眉毛と心の読めない真っ黒い瞳、整った鼻筋などがよく見えます。たびたび髪の毛をかきあげるしぐさも特徴です。初登場時や回想シーンでは軍人らしく坊主頭でしたが、鶴見中尉の元を離れたのちにおなじみの髪型になりました。作者の野田サトル先生によると理由は「解放感でしょうね」とのことです。

 場面によって自分の身の振り方を変えることから「コウモリ野郎」とも呼ばれる尾形ですが、そのミステリアスな雰囲気とバッチリあった髪型です。4月に発表された実写映画決定も話題の同作……いったい誰が尾形を演じ、どういう髪型に仕上がるのかも注目です。

●ダンディなオールバック……『ONE PIECE』のサー・クロコダイル

『ONE PIECE』のクロコダイルも、オールバックがかっこいい選ばれし者のひとりです。「スナスナの実」の能力により、自分の体を自在に砂に変えることができる彼ですが、髪型はずっとキッチリとしたクラシカルなオールバック。

 最初の登場は「アラバスタ編」で、「王下七武海」にいながらも秘密犯罪会社「バロックワークス」の影のボスとして君臨するなど、腹黒さと迫力は抜群。そのビジュアルも、顔の真横に伸びた大きな傷跡、口には太い葉巻など、ダンディさが詰まっており、人格、肩書含めオールバックが似合う逸材と言えます。

●幻影オールバック……『HUNTER×HUNTER』のクロロ=ルシルフル

 オールバックはいかつい男だけが似合うわけじゃないと証明したのが、『HUNTER×HUNTER』のクロロです。盗賊集団・幻影旅団の団長であり、戦闘能力や頭のキレは抜群のクロロですが、その見た目はスマートなイケメン。

 そのクールな雰囲気や合理的な性格が、スタイリッシュに整えられたオールバックととてもマッチしており、まさに幻影的な雰囲気をさらに醸し出しています。逆に髪を無造作に下ろしたときに、ちょっとあどけなさが出るのも魅力的です。

■内面の強さがオールバックに宿ったキャラ

髪が逆立っている範馬勇次郎が表紙のに描かれた『範馬刃牙』31巻(秋田書店)

 オールバックが似合う男になるためには、見た目や雰囲気だけが重要ではありません。キャラの内面にある「強さ」や「哀愁」なども大事な要素となってきます。

●地上最強のオールバック……「刃牙」の範馬勇次郎

「刃牙」シリーズに登場する範馬勇次郎は、荒々しいオールバックの持ち主です。地上最強生物として君臨する彼の髪型は、長く赤い毛が激しく逆立ち、それが燃える炎のように後ろへ流れた超無造作オールバックとなっています。『グラップラー刃牙』での初登場から、肥大する強さに合わせてどんどんオールバックぶりも派手になっていきました。

 どんなときでも誰が相手であっても引くことなく、圧倒的な力でねじ伏せる彼の生き方が存分に現れた髪型です。強化ガラスを歩きながら突き破ったときも、時速20km/hのプールからジャンプして挙がってきたときも、そのオールバックはほとんど乱れませんでした。

●世紀末オールバック……『北斗の拳』のサウザー

 オールバックの星のもとに生まれた戦士として、『北斗の拳』に登場する聖帝サウザーも忘れてはいけません。南斗鳳凰拳を伝承した強者である彼の髪型は、その技のキレ味と強大なエネルギーを表したかのような黄金に輝く短髪オールバックです。性格も冷酷非情で、相手がどんなに弱っていようと歯向かう者には容赦しません。

 しかし物語のなかでは、サウザーはもともと純粋な性格の持ち主だったのが、「継承の儀」で敬愛する師を自らの手で殺してしまったことから「愛」を捨てた過去も描かれています。「退かぬ!媚びぬ!省みぬ!」の名言通り、心に負った哀しみは封印し、世紀末の荒廃した世界を前だけ向いて生きる……彼のオールバックにはさまざまな想いが宿っているのかもしれません。

●究極のオールバック……『美味しんぼ』の山岡士郎

 最後は、現在111巻まで発売されている長寿マンガ『美味しんぼ』の主人公・山岡士郎です。東西新聞社の社員で料理の知識が超豊富な彼の髪型は、黒のスーツによく映えるシンプルなリーゼント風オールバックです。普段はグータラ気味でもやるときはビシッとやる男、そんな彼の人柄が出ている髪型と言えます。

 作中では山岡と栗田ゆう子などが用意する究極のメニューと、帝都新聞と美食家・海原雄山が用意する至高のメニューの戦いが描かれますが「見た目が派手で食材も豪華な高級料理が絶対に勝つわけではなく、意外とシンプルな料理が善戦したり勝利したりする」という展開もありました。山岡のシンプルなオールバックも、「究極の髪型」と言えるかもしれません。

 他にもマンガにはさまざまなオールバックキャラが登場しますが、それぞれに味があり、印象も違います。皆さんの好きなオールバックキャラは誰でしょうか。

(吉原あさお)

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