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【高校野球】センバツ大会 1回戦から強豪対決の好カード 星稜、広陵、作新学院、大阪桐蔭・・・大会100年目の節目、王者に輝くのはどの学校に

MBSニュース / 2024年3月9日 19時49分

 大正13年(1924年)に大会がはじまって100年、記念すべき節目の年に、栄冠を手にするのはどの学校か。3月18日から阪神甲子園球場で行われる「第96回選抜高校野球大会」の組み合わせ抽選会が行われ、代表32校の対戦相手が決定しました。

【第1日 3月18日】
八戸学院光星(青森)―関東一(東京)
田辺(和歌山)―星稜(石川)
近江(滋賀)—熊本国府(熊本)

 開会式直後の第1試合は、八戸学院光星(青森)と関東一(東京)の実力校が激突。第2試合では、明治神宮大会優勝の星稜(石川)が登場、21世紀枠で選抜された和歌山の田辺と対戦します。

 第3試合は好投手、西山恒誠選手を擁する近江(滋賀)が、九州大会で強豪を次々と撃破した熊本国府(熊本)と対戦。経験豊富な近江・多賀章仁監督との対決を前に、31歳の熊本国府・山田祐揮監督は「勉強させていただくつもりで挑みたい、うちの持ち味である集中力を発揮できれば・・・」と秘めたる闘志をのぞかせました。

豊川の主軸、モイセエフ・ニキータ×阿南光の快速右腕、吉岡暖

【第2日 3月19日】
豊川(愛知)―阿南光(徳島)
敦賀気比(福井)―明豊(大分)
学法石川(福島)―健大高崎(群馬)

 第2日は大会注目の選手が続々と登場。第1試合で、豊川(愛知)のスラッガー、モイセエフ・ニキータ選手と阿南光(徳島)の快速右腕・吉岡暖投手が対決。第2試合の明豊(大分)と敦賀気比(福井)は、甲子園で数々の名勝負を演じてきた強豪校同士の対戦、明豊の川崎絢平監督は「甲子園だからこそ対戦できる相手。自分たちの力を信じて真正面から戦いたい」と自信をのぞかせました。

 第3試合、健大高崎(群馬)の佐藤龍月投手も、レベルの高い関東大会で安定感抜群の投球を見せた、今大会最注目の左腕です。

選手16人の別海 名将が率いる創志学園と対戦

【第3日 3月20日】
創志学園(岡山)―別海(北海道)
山梨学院(山梨)―京都外大西(京都)
耐久(和歌山)―中央学院(千葉)

 3日目、第1試合では、選手16人(マネジャーも併せて部員19人)、1年うち半分近くが冬日(最低気温が気温0度以下)というハンデを乗り越えて、見事21世紀枠で初出場を果たした別海(北海道)が、春3回、夏1回の甲子園優勝経験をもつ名将・門馬敬治監督率いる創志学園(岡山)と対戦します。

 第2試合は、大会連覇を狙う山梨学院(山梨)が登場、エースの田中遥音投手中心に、近畿大会で決勝進出を果たした京都外大西(京都)と対決。第3試合では、粘り強い戦いぶりで接戦を勝ち抜いて、創部119年目で悲願の甲子園初出場をはたした耐久(和歌山)が、中央学院(千葉)に挑みます。

優勝候補の一角、広陵(広島)が第2試合に登場

【第4日 3月21日】
宇治山田商(三重)―東海大福岡(福岡)
広陵(広島)―高知(高知)
京都国際(京都)―青森山田(青森)

 4日目は、優勝候補の一角、広陵(広島)が第2試合に登場。中井哲之監督が、絶対的な信頼を置くバッテリー、1年生から名門校の背番号1を背負う高尾響投手と主軸を担ってきたキャッチャーの只石貫太主将を軸に、四国王者の高知と対戦します。決戦を前に只石主将は、「高尾投手は、まっすぐの強さが戻って、いい感じで仕上がっています。自分自身のバッティングの調子も上がってきました」と手ごたえを口にしました。

 第1試合は安定した投手陣を持つ宇治山田商(三重)と終盤の粘り強さが身上の東海大福岡(福岡)。第3試合は、多彩な変化球を駆使する中崎琉生投手を擁して大会参加校中ナンバー1の防御率を残した京都国際(京都)が、関浩一郎・桜田朔のダブルエースが自慢の青森山田(青森)の対戦、ともに実力伯仲の好カードです。

大会注目の強豪校が集まる 大阪桐蔭×北海 神村学園×作新学院

【第5日 3月22日】
神村学園(鹿児島)―作新学院(栃木)
大阪桐蔭(大阪)―北海(北海道)
愛工大名電(愛知)―報徳学園(兵庫)

 第5日は、大会注目の強豪校が集まりました。第1試合では、『江川2世』の呼び声も高い小川哲平投手擁する作新学院(栃木)と、強打を誇る神村学園(鹿児島)が激突。第2試合は、史上最多タイとなる春5回目の全国制覇を狙う大阪桐蔭(大阪)が、昨年の夏の選手権大会で、甲子園2勝をあげた北海(北海道)と対戦。

 優勝候補筆頭との対決を前に、北海・金澤光流主将は、「日本一強いといわれている学校なので、(甲子園で試合を)やれることは、とてもうれしいし燃えるものがある。本気で勝ちに行きます。」と熱い闘志をみなぎらせました。

 第3試合では、昨年の大会で、大阪桐蔭連覇の夢を打ち砕く原動力となった間木歩、今朝丸裕喜両投手が健在の報徳学園(兵庫)が名門、愛工大名電(愛知)と対戦します。

日本航空石川「甲子園で恩返しできるように頑張っていきたい」

【第6日 3月23日】
日本航空石川(石川)―常総学院(茨城)

 第6日は、今年の能登半島地震で大きな被害を受けた日本航空石川(石川)が、第1試合に登場、関東の強豪との常総学院(茨城)と対戦。石川の宝田一慧主将は、「強い相手ばかりだが、やってやろうという気持ちがある。いろんな方から応援の言葉をいただいているので、甲子園で恩返しできるように頑張っていきたい」と奮闘を誓いました。 

 選手宣誓を引き当てたのは、青森山田の橋場公祐主将。「人前で話すのが苦手だったので、(封筒を開けて)選手宣誓の紙を見たときは、まさかと思いましたが、こんな機会はないので光栄です。高校生らしく、はつらつとした日本に勇気を与えられる宣誓をしたい」と、大役に向けて力強い言葉を残しました。

 センバツ大会は、3月18日(月)に開幕、順調にいけば、2日の休養日を挟んで、3月30日(土)に、開催から100年目の歴史を飾る王者が決定します。

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