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長澤まさみが共感したある人物の言葉「人生においても同じことが言える」そこから導き出した壁の乗り越え方【「スオミの話をしよう」インタビュー】

モデルプレス / 2024年9月11日 17時0分

モデルプレスのインタビューに応じた長澤まさみ(C)モデルプレス

【モデルプレス=2024/09/11】映画「スオミの話をしよう」(9月13日公開)で主演を務める女優の長澤まさみ(37)に約2年ぶりにインタビュー。芸能界の第一線で輝き続ける彼女だが、その裏では地道で緻密な努力と、自分自身と真剣に向き合う時間があった。

◆長澤まさみの悲しみを乗り越えた方法

― 2022年に長澤さんに悲しみを乗り越えた方法をお伺いした際、「その時間を楽しむ」「悲しみの渦中から抜けられるときはそうしますが、できない時は無理をしない」といったことをお話してくださいました。モデルプレスの読者には壁にぶつかっている方もたくさんいるのですが、以前のインタビューから2年くらいが経って、今「これも大事だな」と思うことはありますか?

長澤:やっぱり積み重ねるしかないとは思うんですよね。自分の人生を人と比較するとどうしても「自分はここができてない」みたいな粗が自分自身で見えてきて、力がないことに落ち込んだり、競い合っちゃったり、他者がいるから生まれる感情というのはどうしても日々あるもの。自身に集中することに早く気付けるかどうかが一つ大事なことかなと思います。

だから、やるべきことに向き合って自分が成長するためにちゃんと時間を使う。これは自分だけが満足するための強引な時間ではなくて、自分がどのような成長をした姿を想像するか、将来に期待するか、という意味で、これによって時間の使い方も変わってくると思っています。なのでそういったところに向き合えれば、壁は自分のペースで必ず乗り越えることができると思います。

― 長澤さんが“成長するための時間”を取るときには、例えばどのようなことをされるのでしょうか?

長澤:私は芝居です。芝居がお仕事なので。でもお仕事じゃなくても人間関係、友達付き合いなど色々悩む瞬間はありますよね。それでも自分がどうなりたいかということに対して、どう時間を使っていくかが重要なのは、全てにおいて同じように言えると思います。

― ゴールを決めたら、そこから逆算して、目の前の今やらなきゃいけないことまで考えていくようなイメージですか?

長澤:そうです。特に仕事はやっぱりちゃんと逆算しないと時間が限られているので、逆算するようにしています。イメージするって大事だから。以前陶芸を習いに行ったときに、陶芸の先生に「どういうものを作りたいかイメージするのはすごく重要」と言われました。「イメージがないと迷っちゃって手が動かない。だから形をイメージしないと、作りたいものが作れない」とおっしゃっていて。人生においてもそれはなんか同じことが言える気がしていて。思い通りの設計で進むことはできなかったとしても、近付くことはできている。昨日より今日の自分の方が夢に近付いているというのは確実ですよね。それは時間っていうものが指し示してくれているから。

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