1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

長澤まさみが共感したある人物の言葉「人生においても同じことが言える」そこから導き出した壁の乗り越え方【「スオミの話をしよう」インタビュー】

モデルプレス / 2024年9月11日 17時0分

◆長澤まさみ主演「スオミの話をしよう」

三谷幸喜が「記憶にございません!」以来5年ぶりに映画監督を務めた同作。長澤はこれまで舞台・ドラマでは三谷作品に出演したことはあったが、映画では今回が初タッグとなる。そんな彼女が演じるのは、突然消えた大富豪の妻・スオミ。スオミが行方不明になったことを知り、夫が住む豪邸に集結したのは、彼女を愛した5人の男たち。しかし彼等が語る思い出の中のスオミは、見た目も性格もまるで別人のようだった。

5人の男たちを西島秀俊、松坂桃李、遠藤憲一、小林隆、坂東彌十郎の実力派が演じ、瀬戸康史、宮澤エマ、戸塚純貴ら豪華キャストが集結。三谷作品ならではのユニークな世界観を作り上げるため、撮影の約1ヶ月前から入念なリハーサルが行われた。

◆長澤まさみ、映像制作業界の変化に言及「良い流れ」

― これまでドラマや舞台では三谷監督とタッグを組まれていますが、映画では今回が初タッグとなります。改めて三谷作品の魅力を教えてください。

長澤:どのキャラクターも当て書きされていることが大前提であることが三谷さんの作品の特徴なのかなという印象があります。今までも一つの作品で何役か演じるのはやってきましたが、今回のスオミは相手によって異なる印象を与える人間であって、何役もの人を演じたわけではないんですよね。それが今までに演じたことのない役柄だなと感じました。

三谷さんはいつも、その人が今までにやってきていない役柄、さらにどのような役をあてがったらその人が輝けるかというのを1番に考えてキャラクターづくりをしてくださっているので、それを感じてこのスオミという役に対してとっても愛着が湧きました。でもそれはどのキャラクターを演じる方にも同じようにあることで、確かにこれはスオミの物語なんだけど、スオミを取り巻く人たちの物語。それぞれが主役なんですよね。そこがやっぱり三谷さんの作品のすごいところだなと思います。それぞれの役がちゃんとスポットを浴びるところが三谷作品ならではだなと思いながらやっていました。

― 映画と舞台が融合したような作品ですが、撮影はいかがでしたか?

長澤:稽古がかなり長い期間あったので、それがすごくありがたかったです。もちろんその場でぱっと瞬発力を持ってやるのもいいんですけど、やっぱり時間をかけて良いものを作るってことができたらいいなと私自身も前々から思っていたので。でもそれは周りの役者さんもおっしゃっていたし、そういう時間があるだけで全然映画の出来が変わってくる。そういう時間を持てた、そういう環境があったのは、三谷さんが今まで培ってきているものがあって、時間をかければそれだけ良いものになることがわかっているからこそだと思います。良い環境に身を置くことができました。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください