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EIGHT-JAM、プロが選ぶ「2024年の年間マイベスト10曲」発表 藤井 風・Creepy Nuts・ミセスなど 新鋭アーティストも1位に【トップ10一覧】

モデルプレス / 2025年1月20日 15時24分

4位:柴田聡子「白い椅子」

2016年詩集「さばーく」で第5回エルスール財団 新人賞<現代詩部門>を受賞するなど、詩人・文筆家としても注目を集めるシンガー・ソングライター。フワフワしているようで地に足がついた歌が癖になる。どうやったらこんなメロディと歌詞の組み合わせを思いつくのだろう…まさに鬼才。アルバム「Your Favorite Things」はSNSがこのアルバム一色になるほど音楽好きが絶賛。
上白石萌歌も「私は柴田聡子さんが大好きなんです。月1でやってる定期演奏会に行ったりとか」とファンを公言した。

3位:Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」

TVアニメ「マッシュル-MASHLE-」OPテーマ曲、米ビルボード・Global 200でトップ10入り。ジャージークラブのリズムが特徴的で、邦楽においてこのリズムの大ヒット曲は初めてだったのではないかと思います。とにかくサビの歌のリズムが気持ち良く誰でも覚えられて誰でも口ずさめる、幅広く全てを虜にできるメロディー。「世界で戦える日本の音楽はまさにこれだな」と。これを聞いた時は「やられた〜」と思い、流行りの0.1割くらい俺かもと思うほど色々な人に言って回ったほどの曲。

2位:大橋トリオ「エトセトラ」

小泉今日子、上白石萌音などへの楽曲提供を行う一方でドラマやCM・映画音楽の作家としても活動。イントロから歌メロから何から何まで完璧なポップソング。この間奏が天才的すぎて何回も唸りました。とりわけ8小節のドラムから始まり、鍵盤、鍵盤+弦楽器と次々と展開していく印象的な間奏は「くーっ!!って声が本当に出るほどで、何度も繰り返し聞いてしまったほど。間奏の後、曲名である「エトセトラ」という歌詞と同時に曲が終わる展開も完璧すぎる。まさにポップマエストロ。
蔦谷も川谷とともに大橋を「天才」と評した。

1位:藤井 風「満ちてゆく」

「僕は何回彼に救われればいいのだろう」と思うほど歌詞に大きく心をゆさぶられた。「どんな物事にも終わりが来る。いつか終わりが来るんだから、一喜一憂せずにあるがままを受け入れて軽くなって、結果あなたの心は満ちてゆくよ」と語りかけてくれた、色んなものを持ち過ぎている自分に、手放す勇気をくれた大事な歌詞です。イントロのコードもシンプルで優しく、あえて通常の440Hzから432Hzに下げているチューニングも合わせ、考えすぎず力を抜いていいというメッセージが伝わってくるようで、何回聞いても泣けてくる。2020年の「罪の香り」、2023年の「花」に続き、川谷が藤井を1位に選出するのはこれが3回目。

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