EIGHT-JAM、プロが選ぶ「2024年の年間マイベスト10曲」発表 藤井 風・Creepy Nuts・ミセスなど 新鋭アーティストも1位に【トップ10一覧】
モデルプレス / 2025年1月20日 15時24分
でんぱ組.incのプロデューサーであったもふくちゃんがプロデューサーをつとめる、女性に人気のアイドルグループ。下半期1番聴いたかもしれない。サビの「Tu-lu-tu-lu」のメロディーの中毒性がすごく、最初に聴いた時に「何コレ!?」と思ったが頭から離れなくなった。メルヘンな歌い出しからは想像できない、少しダークさもあるサビの展開も癖になる。普通に歌もうまい。
8位:エルスウェア紀行「素直」
2020年から活動するヒナタミユ、トヨシの2人組バンド。キリンジのコード感などを今の時代に合わせて昇華していて、久々にドストライクな「キリンジチルドレン」を見たと感じている。ボーカル・ヒナタさんの歌声は美しい倍音で、ウィスパー成分が多いのにくっきりと粒立っている天性のもの。マルチプレイヤーのトヨシさんは色々なジャンルを網羅している。
7位:minako「発狂」
Xのフォロワー数が1000人未満の謎のシンガーソングライター。ギターの音が大きく、更にそれより突き抜けてくるボーカルの気持ちの乗り方が最高。しゃがれ声じゃなくて、綺麗な声でありそうでなかった歌声。ライブに行って、音源と違って「やっぱりライブが良いな」となることも多いが、これは音源から物凄くロック。
6位:Mrs. GREEN APPLE「ライラック」
流行がリズムにシフトする中で、奇をてらわずこの明るさの曲で真っ当にヒットを出せるアーティストはMrs. GREEN APPLEだけ。サブスク時代の「イントロは無しで曲は短く」という空気感がある中で、イントロも曲の尺も長い。長尺のギターソロも印象的で、大森(元貴)君が作って渡しているのだと思うが、あんなものをもらったら俺だったらマジで夜逃げすると思う。このレベルの曲をずっと作り、ライブをやり続ける精神力とカリスマ性は、今の時代を象徴するスター。
5位:RIIZE「Love 119(Japanese Ver.)」
K-POP大手のSMエンターテイメントから2024年に日本デビューした新ボーイズグループ。エモーショナルなピアノが鳴り響くオケにメロディーを当てず、音程が無いフックを乗せるセンスに驚きました。昔の歌謡曲をサンプリングしてリバイバルするというのが流行っており、この曲も2005年のizi「救急室」のサンプリングとなっている。ヒップホップ的なアプローチをするには優し過ぎるトラックなはずなのに、歌メロを入れないことがハマっています。作った人は天才だと思う。
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