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「ピカッ!」え、こんなところにオービス!? 首都高の速度取締りが増えたのは“コロナの影響”だった

MōTA / 2020年5月12日 10時30分

首都高 移動式オービスの稼働例 撮影:オービスガイド[有限会社パソヤ]

現在、全国40都道府県で移動式オービスが稼働し始めていて、自動車専用道路での設置例も多く聞かれるようになった。中でも東京都心の首都高で、移動式オービスが増えた理由とは。生活に密接した自動車関連情報に詳しいライターの加藤 久美子氏が、現地レポートを交え報告する。 >>

首都高 移動式オービスの稼働例 撮影:オービスガイド[有限会社パソヤ]

なぜ?首都高に移動式オービスが増えている理由は

移動式オービス(可搬式小型オービス)は、2016年頃から対歩行者への事故を減らす目的で全国の都道府県警察に導入されてきた。2020年4月現在、全国40都道府県で導入されている。

固定式オービスと違って持ち運びや設置が簡単で、車を引き込むための広いスペースを必要とせず、なおかつ少人数で運用できることで、今後も固定式オービスが移動式オービスにとって代わる傾向が続くことが予想されている。

さて、その移動式オービスだが、この時期とくに自動車専用道路や首都高速での設置が急増している。

理由はコロナ禍による外出自粛で高速道路を走る車が激減したことで、スピードを出して空いている首都高を爆走したい! という車が増えているためだ。

2020年5月1日~10日は「ルーレット族取り締まり強化」と題して、首都高4か所(辰巳1&2・芝浦・箱崎)の各PA(パーキングエリア)を終日閉鎖している。

これらのPAを24時間締めることによって、「ルーレット族」が集まりにくい(活動しにくい)ようにするのが狙いだそう。

また、横浜の大黒PAもこの時期、夜間にたびたび閉鎖されている(大黒PAの週末夜間閉鎖は今に始まったことではないが)。

神出鬼没! 移動式オービスの特徴とは

移動式オービスの特徴は

・固定式と違って場所が特定されにくい

・ネズミ捕りと違って、「え?ここで?」と思うような狭い場所にも設置できる

・従来のレーダー探知機では探知できない「レーザー式」が主流

などなど、事前に場所を知るにはなかなか手ごわい相手と言える。

首都高は「特殊な取り締まり環境」で移動オービスの効果大!

実際に首都高で行われていた移動式オービスによる取締り風景。左の白い1BOXカーに警察官がおり、その先の黄色いカーブ標識の先には無人の移動式オービスが設置されているのがわかる[写真提供:オービスガイド]

ひと口に移動式オービスと言ってもこのように多数の種類がある[画像提供:オービスガイド]

日本で運用されている移動オービスには5機種程度の種類があるとされているが、その主流となりつつあるのが、LSM-300(移動式小型)とLSM-300-HK(移動式中型)でともに、従来のレーダー探知機では探知できない「レーザー式」である。

現在は「レーザー式」を探知できる探知機もユピテルなどから発売されているが、実は首都高に設置される移動オービスの場合、探知が難しい場合がある。

カーブの途中や壁など構造物の陰や壁の切れ目などに設置されるケースも多く、そうなるとレーザー式でも探知が非常に困難になる。

つまり、カーブや構造物、トンネル、詰所が短い区間に存在する首都高は、移動オービスの特徴を十分に活かせる環境だということだ。

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全国初公開! 最新版「首都高オービスMAP」をひと足お先にご紹介

首都高 移動式オービスの稼働例[マップ提供:オービスガイド(有限会社パソヤ)]

では、首都高にはどんな場所に移動オービスが設置されているのだろうか?

アプリ「オービスガイド」が作成した「首都高オービスMAP」(最新版)が非常に参考になるので、まずはこちらを確認いただきたい。

特に多いのが、「9号深川線」である。今回、「ルーレット族対策」のために24時間閉鎖されている辰巳PA周辺は要注意である。

首都高 移動式オービスの設置例 撮影:加藤 博人

実際に9号深川線で移動式オービスを目撃!

首都高に登場した移動式オービス[撮影:加藤 博人]

連休中のある日の深夜、「車から降りないドライブ」で首都高を走ってみた。東京に行くのはほぼ2か月ぶりである。

そして閉鎖中の辰巳第1PAで、警視庁のサインカーを横目に見ながら知人が事故ったカーブ(辰巳JCT)を過ぎ、9号線の直線道路に入ったあたりで、「オービスガイド」(スマホアプリ)の「この先移動オービスの目撃情報があります」という警告が入って来た。

移動オービスの記事は何本か書いているが、実物を見たことはない。

距離がどんどん近づいてくる、あと200M…となったところで左にある「非常駐車帯」に白いワンボックス発見!

ほどなくして小型オービスが現れた。おお!ついに実物を見ることができた!

カメラマン役の息子としばし感動を分かち合った。

移動式オービスの取締り場所は常に変化し続けている!?

[画像はイメージです]

その後、C1やC2を4~5周して、何度かオービスガイドが「目撃情報」を警告していたが、他に実物を見ることはできなかった(筆者が見つけられなかっただけで、実際には銀座や飯倉トンネル内で取り締まりが行われていた模様)。

辰巳第1PAの出口付近に移動オービスが設置されることも多いようだが、取材時は辰巳PAが閉鎖されていて、サインカーなどもあり減速をする車が多かったからだろう。その日は辰巳PA近辺での取り締まりはなかったと思われる。

ちなみに、筆者が目撃した場所の移動オービスは4回目に通った時(23時過ぎ)には跡形もなく消え去っていた。オービスガイドの情報によるとこの日は2回に分けて同じ9号深川線で取り締まりが行われていたそうだ。

移動式オービスが設置されやすい場所とその特徴は?

思いのほかコンパクトで目立たない移動式オービス[撮影:オービスガイド]

首都高をグルグル回ってみて分かったことや、オービスガイドを運営する大須賀克己氏のアドバイスをもとに、首都高の移動オービスについてまとめてみた。

1.非常駐車帯に白いワンボックスとセットで設置

非常駐車帯に白いワンボックスが停まっていれば、その先に確実に小型オービスがあると思ってよいだろう。

とくに、辰巳PA(第1・第2)の近辺は要注意である。

2.一回設置されると2~3時間取り締まりが行われる

警察官2名が車内で待機、2~3時間の運用がなされるケースが多い。

オービスガイドによると最大で同時5台運用を確認しているとのこと。

3.高速警察隊や首都高速パトロールカーの詰め所近辺も要チェック

都心環状線には警察や首都高の車両を駐車する場所や待機所、詰め所のような場所が点在している。

周辺で移動オービスによる取り締まりが行われることも多い。MAPのA/B/Eなどがそう。

4.取り締まる警察官の安全も考慮されている

移動オービスは固定式オービスように無人での取り締まりは行われない。スタイルとしては、「ネズミ捕り式で機械がオービス」となる。また、当然だが設置の際、取り締まりの際に警察官自身に危険が及ばないような場所を選んで設置されている。

なにより、安全運転がいちばん

画像はイメージです

ちなみに、首都高速の規制速度は意外と低い。基本は60km/hだが都心環状線は全線50km/h以下。

また移動オービスが設置されやすい場所は、非常駐車帯など物理的な理由もあるが、速度超過による事故が多発する地点でもある。

安全な速度で車から降りないドライブを楽しむことが一番だ。

[筆者:加藤 久美子/撮影:加藤 博人・オービスガイド・MOTA編集部]

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