グッドデザイン賞を受賞したスバル レヴォーグ! 選ばれた理由はスバルこだわりのクルマづくりが評価された結果だった!
MōTA / 2021年10月26日 11時30分
スバルのスポーツワゴンであるレヴォーグは2021年度グッドデザイン賞を受賞した。2021年度はいすゞ MU-Xや三菱 アウトランダーなど、SUVモデルが多く受賞したが、その中で唯一SUV以外でグッドデザイン賞を獲得したのがレヴォーグである。 軽自動車、ミニバン、SUVが主流の日本市場でなぜスポーツワゴンが今回なぜ受賞に至ったのか、スバルのクルマ造りならではのこだわりを紹介したい。
SUV以外でグッドデザイン賞を受賞した貴重なモデルだ
グッドデザイン賞は1957年に創設されたグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーション活動の一環。毎年デザインが優れた工業製品からビジネスモデル、イベント活動などの物事に贈られる賞で、総合的なデザインを評価するものだ。
2020年に登場したレヴォーグは、市場の中で埋没しないデザインを表現するためにデザインテーマ「PERFORMANCE×ADVANCED」を掲げ、ユーザーが走りへの期待感を高められるパフォーマンス表現と時代に合った先進的なスタイルの実現を目指した。
これにはコンセプトカー「VISIV TOURER CONCEPT(ヴィジヴ ツアラー コンセプト:2014年ジュネーブ国際ショーに出展)」を目標に、これまでのスバル車以上にエクステリアデザインでは大胆な立体造形を扱いやすいサイズの中で実現させている。またボディカラーはレヴォーグのデザインに適した8色を用意した。
インテリアでもスポーティさと先進性を表現した
インテリアはセンターインフォメーションディスプレイを中心とした室内空間とし、視界に対する悪影響や圧迫感が出ないようディスプレイの位置や大きさを検討した結果、限られた空間の中で最も安全で使いやすいレイアウトを実現した。
さらにブラックとボルドーをベースに素材や色を厳選し、スポーティで上質なコーディネートとしている。日本の道に適したサイズに抑えたことも評価された
また、全長4755mm×全幅1795mm×全高1500mmのボディサイズは居住性を高めながらも日本の道路状況に適した扱いやすいサイズに抑えている。
ユーザーに提供する価値である高度運転支援システム「アイサイトX」をはじめとする「先進安全」、内外装の至るところに散りばめられた「スポーティさ」、VDA法で561Lの大容量を確保した広大なラゲッジ空間を有する「ワゴン価値」を表現した。
レヴォーグは2020-2021日本カー・オブ・ザ・イヤーも受賞している。
スバルは人を中心としたクルマづくりでクルマに乗るすべての時に安全を提供する「総合安全」の考え方を徹底しており、こうした考え方がレヴォーグの開発にも生かされていると言える。
スバルらしいクルマづくりの姿勢が評価された!
グッドデザイン賞の審査委員からは「スポーツワゴンであることがひと目でわかるダイナミックなフォルムでありながら、このメーカーが大切にしてきた視界確保、ワゴンとしての使い勝手を高度に両立しており、ワゴン作りの経験の長さが生きている。インテリアではインパネの中央に大型の縦長ディスプレイを据え、メーターも全面デジタルとするなど革新的な技術を投入。どちらも見やすさ使いやすさへの配慮が行き届いており、飛行機作りをルーツに持つメーカーらしい姿勢が反映されている」との評価だった。
改良モデルの登場も楽しみだ
海外では新型のWRXワゴン(日本名:レヴォーグ)も登場している。すでに完成されたデザインではあるが、新エンジンの搭載など注目度が高い改良が施された。今後のレヴォーグの進化も楽しみだ。
【筆者:MOTA編集部】外部リンク
- スバル レヴォーグの「アイサイトX」VS日産 スカイラインの「プロパイロット2.0」! どちらもハンズオフ可能だが違いは?
- スバル レヴォーグのアイサイトXは運転支援システムに懐疑的な人でもきっと満足できるはず! ベテランドライバーが操るような安心感に脱帽
- レヴォーグ検討者に不満の声!? 内装色のバリエーション追加とサンルーフのオプション設定に期待する声続出【みんなの声を聞いてみた】
- スバル 新型レヴォーグ 2022年モデルに高出力バージョン新搭載か! 300馬力超えが期待される2.4リッター ボクサーターボ、日本初導入へ
- 新型レヴォーグの豪州仕様は2.4リッターターボエンジンにサンルーフの設定もあり! 日本でも改良間近か!?
この記事に関連するニュース
-
スバル「新型SUV」発表! スポーティ&ブラックな内外装がカッコイイ! オシャブルー新設定に販売店でも称賛の声
くるまのニュース / 2024年4月25日 18時10分
-
かつて全盛だった「ステーションワゴン」なぜ人気低下? 国産ワゴンは絶滅寸前!? それでもワゴンが良い理由とは
くるまのニュース / 2024年4月18日 10時10分
-
スバル“最新”「レガシィ」登場! 全長4.8m級ボディにめちゃ「スポーティデザイン」がカッコイイ! 「レガシィ セダン」米展示に反響
くるまのニュース / 2024年4月12日 11時10分
-
スバルが“新”「スポーツSUV」発表! 上質ブラック内装×精悍ブルー採用! 特別な「フォレスター」385万円
くるまのニュース / 2024年4月11日 11時0分
-
スバル「レガシィ」まだあった! 全長4.8m級でめちゃ“豪華内装”採用! 迫力顔の「レガシィ セダン」を米で実車展示
くるまのニュース / 2024年4月2日 16時10分
ランキング
-
1なぜ歯磨き粉はミント味? ヒット商品の誕生には「無駄」が必要なワケ
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年4月26日 8時0分
-
2突然現場に現れて「良案」を言い出す上司の弊害 「気になったら即座に直したい」欲求への抗い方
東洋経済オンライン / 2024年4月26日 8時0分
-
3濃口醤油と淡口醤油、塩分が高いのはどっち?…醤油の「色の濃さ」と「味の濃さ」の知られざる関係
プレジデントオンライン / 2024年4月26日 8時15分
-
4「加賀屋」50歳の元若女将が選んだ"第2の人生" 震災からの復興への道、仕事術について聞く
東洋経済オンライン / 2024年4月26日 12時0分
-
5円安、物価上昇通じて賃金に波及するリスクに警戒感=植田日銀総裁
ロイター / 2024年4月26日 18時5分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください