ケーヒン:世界最大のモーターサイクル市場に向けた小型二輪車用エンジンマネジメントシステム
MotorFan / 2019年5月23日 13時15分
吸気系パーツ・モジュールのみならず、現在では制御システムやエンジンマネジメントシステムまで、幅広い分野で事業展開しているケーヒン。今回の展示会では、小型二輪車用エンジンマネジメントシステムを初公開していた。 TEXT:川島礼二郎(KAWASHIMA Reijiro)
世界最大の二輪車市場インド。2017年度(2017年4月〜2018年3月)のインドにおける二輪車生産台数と販売台数は、共に2,000万台超。2017年の日本は生産台数が約65万台、販売台数が約36万台であるから、その大きさは文字通り桁違いだ。
ケーヒンが展示していたのは、そんな巨大市場インドに向けた小型二輪車用エンジンマネジメントシステムだ。2020年に強化される環境規制基準に合わせた排出ガスのクリーン化と燃費向上に貢献するFIシステム4製品(電子制御ユニット、スロットルボディ、インジェクター、燃料ポンプモジュール)で構成される。
ECUは、高精度デバイスコントロールにより、EURO5をクリアしつつ燃費を向上させる。ケーヒン製品は顧客ごとにカスタマイズしたり、オリジナル制御技術を提供できる。インジェクターは業界トップクラスの小型化・軽量化を実現している。車両デザインの自由度を高める。スロットルボディは吸気温度センサー・吸気圧センサー・ソレノイド式指導装置を搭載しつつ、小型二輪車に最適な小型化を実現している。燃料ポンプモジュールはブラシレスモーターポンプを採用。小型化と低コストを実現している。
コストに配慮しつつも、充分な性能と小型化・軽量化を実現するケーヒンの小型二輪車用エンジンマネジメントシステム。インド市場での躍進が期待される。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
どれだけ知ってる? 教習所で教わらないバイクTips 第41回 なぜバイクの「ターボ」は普及しなかったのか? 復活の可能性は……?
マイナビニュース / 2024年4月27日 8時0分
-
人気の原付二種を振り返る!ホンダ「スーパーカブ」の歴史
バイクのニュース / 2024年4月21日 17時10分
-
中古バイクの「メーター巻き戻し」疑惑 リセールバリューに直結する大問題はどうやって解決されている?
バイクのニュース / 2024年4月18日 11時10分
-
ミツビシ新型「“小さな”SUVミニバン」実車公開! 初のハイブリッド&タフ顔採用! スライドドアレスなタイの「エクスパンダー」日本導入は?
くるまのニュース / 2024年4月4日 10時10分
-
ホンダ「シティ」実車展示! ターボ仕様やRSも設定! HV需要も高まり販売好調!? ホンダのタイ市場動向は
くるまのニュース / 2024年3月28日 14時50分
ランキング
-
1【カルディ】見つけたら即ゲットして! 超人気商品「ウイスキープリン」は食べて驚く本格派スイーツ
オールアバウト / 2024年4月26日 20時35分
-
2「スマホから変な音する」奇妙な現象、7時間後に予期せぬ真相発覚 ネットずっこけ「そんなことある?笑」
よろず~ニュース / 2024年4月26日 18時20分
-
3胃もたれには「健胃薬」? それとも「消化薬」? 薬剤師に聞いて分かった「市販の胃薬の選び方」
オトナンサー / 2024年4月26日 20時50分
-
4成分足りない「正露丸」、30年以上前から虚偽の試験結果で出荷…富山のキョクトウに業務停止命令
読売新聞 / 2024年4月26日 23時24分
-
5Z世代が選ぶ「ゴールデンウィークあるある」トップ10発表! - 「どこに行っても激混み」「結局家が落ち着く」「昼夜逆転」を抑えた1位は?
マイナビニュース / 2024年4月26日 16時27分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください