1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ

Suspension Watch:SUBARU IMPREZA

MotorFan / 2019年6月16日 7時40分

Suspension Watch:SUBARU IMPREZA

SGP(スバル・グローバル・プラットフォーム)となったインプレッサ。言わずと知れたスバルの中心モデルである。インプレッサのサスペンションを見る。


 スバルがSGPで目指したのは、世界最高水準の衝突安全性と動的質感の向上だ。もちろん、将来を見越したパワートレーンの電動化も想定している。走りに関しても、単に旋回性能が高いだけでなく、完成に響く走りの質感の向上を狙っている。


 早くから全輪独立懸架サスペンションの採用を進めてきたスバルは、FF車主体ということもあり後輪にマクファーソン・ストラット形式を使うことが特徴であった。それも二分割ロワーアームとトレーリングリンクを組み合わせた、パラレルリンク式ストラットという独特なもので、アッパーアームの有無を除けば、現在のマルチリンクに近いジオメトリーを想定している。さすがに横剛性耐力には欠けるため、2007年登場の三代目インプレッサからはマルチリンクに変更してきた。

FRONT:マクファーソン・ストラット


 形式は同じながら大胆に変更されたフロントサスペンション。アップライトはアルミ合金製とされ、サスペンションメンバーは見た目からして頑強なものとなった。水平対向エンジンゆえのアーム配置の制約を、ボディ側を中心とした剛性確保で何とかしようという意図が見受けられる。ダンパーユニットにはリバウンドスプリングを装備。

REAR:マルチリンク式


 公式にはダブルウィッシュボーンとされているリヤサスペンション形式だが、思想的には明らかにマルチリンク。ナックルまで一体のアルミ合金アップライトの下部は、十字型にロワーアーム、トーコントロールリンク、トレーリングリンクが配され、ロワーアームアップライト側はピローボールジョイントとなっている。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください