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テレワークで最も気をつけているマナーは? - 「時間厳守」「リアクション」など世代で違いも

マイナビニュース / 2024年3月31日 8時58分

画像提供:マイナビニュース

LASSICが運営するテレワーク・リモートワーク総合研究所は3月29日、「テレワークのマナー」に関する市場調査の結果を発表した。調査は2023年11月10日~2023年11月13日、全国20歳~65歳のテレワーク/リモートワークを経験したことがあるワーキングパーソン男女1044名を対象にインターネットで行われた。

「テレワークで気をつけているマナー」について聞いたところ、最も多い結果となったのは「時間は厳守する」の52.9%。続けて「チャットを見たらリアクションをする(37.3%)」、「喋らないときはマイクをオフにする(34.4%)」「通信環境を整える(26.5%)」、「資料は事前に共有する(20.6%)」といった結果になった。

世代別でアンケートの結果を解析すると、20代と60代を比べることによって、世代間ギャップが見えてくるのがわかる。たとえば「チャットを見たらリアクション」というマナーは20代は40%以上が意識しているのに対し、60代は24%程度にとどまっていることから、そこまで意識していないということがわかる。一方で、最も回答結果が多かった「時間を厳守する」という項目に対して、20代は40%程度と、全年代でも最低であることがわかる。対照的に60代は68.3%と、他の設問と比較してもずば抜けて多いことから、ビジネスで長年活躍しているベテラン人材は時間に対しての意識が高いことが伺える。また、「チャットを見たらリアクションする」「表情やうなずきなどで反応する」といった、いわゆるオンラインにおけるエチケット・マナーは、前述のように20代は強く意識している模様。若い世代はプライベート・ビジネスを問わずオンライン環境に触れる機会が多いからこそ、新しいマナーを理解し、重視する傾向にあるようだ。

性別別に見ると「時間厳守」に対しては性別問わずに最も意識されているが、「チャットを見たらリアクションをする」が女性は男性よりも10ポイントも高い結果となっている。

今回のアンケート結果から、テレワークのマナーにおいても最も意識されている大事なマナーは「時間は厳守する」であること、そのほかのマナーにおいても「時間を守る」「仕事する相手を思いやる」「相手に情報を共有する」など、オフィスワークのマナーと基本的な考え方は同じであることがわかった。
(Yumi's life)

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