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ドコモの選択は「Amazonとの協業」、発表会で語られたその狙いとは

マイナビニュース / 2024年4月10日 22時22分

画像提供:マイナビニュース

NTTドコモとアマゾンジャパンは4月10日、「Amazon.co.jpでのdポイント獲得/利用」「ドコモ経由でのAmazonプライム登録に対する特典提供」の2つの協業を開始しました。この協業の開始にあたって開催された発表会では、NTTドコモから井伊基之氏、アマゾンジャパンからジャスパー・チャン氏の両社長が登壇。この取り組みに対する両者の熱意をうかがわせました。

最初に登壇したNTTドコモの井伊氏は、今回の協働について具体的に触れる前に、NTTドコモの推進するdポイントの現状を振り返ります。2024年3月時点でdポイントクラブの会員数が約1億人に達するなど、“みんなの共通ポイント”として順調に広がっていることを紹介。そして、ドコモとAmazonの協働の歴史について、2012年の2月に電子書籍リーダー「Kindle」への回線提供という形で始まったこと、2018年12月に「d払い」がAmazon.co.jpで利用可能になったことなどに触れ、さらに今回「両社の強みをいかして買い物体験を変えていく」と宣言しました。

具体的な“両社の強み”とは何かといえば、NTTドコモのものとしては「約1億の会員基盤」「年間約3,400億円相当のdポイント利用」「ドコモショップなどリアル・デジタルの顧客接点」、アマゾンのものとしては「数億点の品ぞろえ」「多様な特典を提供するAmazonプライム」「新たな買い物体験を作るテクノロジー」を挙げます。

さらに井伊氏は具体的な協業の内容についても紹介しましたが、詳細は既報のニュース記事をご参照ください。最後に井伊氏は「Amazonが皆様にワクワクする買い物体験を提供していきます。ぜひご期待ください」と自身のパートを締めくくりました。

続いて登壇したアマゾンジャパンのチャン氏は、「最もお客様を大切にする」「最高の雇用主となる」というAmazonのミッションから話をはじめます。そのうえで、「低コスト」「低価格」「顧客満足度」「取引数」「販売事業者数」「品揃え」といった要素のサイクルで成長を図る同社のビジネスモデルをあらためて紹介。さらにカスタマーエクスペリエンスを支える3本の柱として「品揃え」「価格」「利便性」があるといいます。

そして日本でのAmazonの活動を紹介。Amazonは2022年に日本へ1.2兆円の投資を実行し、約14万社の販売事業者の商品を販売、全国で推計17万5,000人以上の雇用を創出しているそうです。

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