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明石家さんまは「“人”とお仕事をなさる方」 フジ三宅恵介氏が語る『心はロンリー』誕生&21年ぶり復活秘話

マイナビニュース / 2024年4月20日 12時0分

振り返ると、さんまは自身が総合司会を務めた『FNS27時間テレビ』の生放送中に名曲「笑顔のまんま」を作ってくれたBEGINに、お礼として沖縄のイベントにノーギャラで出演したり、アンジャッシュ・児嶋一哉のオファーで千葉テレビ『白黒アンジャッシュ』に破格のギャラで出演したりと、“人”とのつながりを大切にするエピソードが数しれず、今回の成立経緯にもその人柄が表れている。

再始動が決まり、22年12月、参宮橋金曜サークルの面々が20年以上ぶりに中華料理屋に集まった。さんまが希望したのは、刑事役。それを受け、君塚氏が2週間後にプロット(ストーリーの筋)を出し、打ち合わせを重ねて23年6月に第一稿の台本が上がった。そこからワンショット出演も含めてキャスティングが進み、その当て書きも入れていくなど直し作業を進め、決定稿は同年9月に完成した。シーン数は、実に128に上る。

クランクインは翌月の10月22日で、全体のクランクアップは11月29日だったが、今年に入り4月11日深夜の『ナインティナインのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)の生放送での撮影をもって、さんまのクランクアップとなった。

○FINALは「ある種、さんまさんのドキュメントドラマ」

今回は『FINAL』ということで、「ある種、さんまさんのドキュメントドラマでもあるんです」という三宅氏。さんまの役は、妻(吉田羊)と離婚して一人娘(川口春奈)がおり、今でも家族の仲は良好という点で、現実と重なる。そして、娘の「和来(わく)」という名前は、さんまが実際にIMALUの次の子が生まれたら付けようと考えていたものだったそうで、「その理由は、川口さんが“なんで私に和来って付けたの?”と聞くシーンで明かされます」と予告する。

ほかにも、川口の「なんで離婚したのに仲良さそうなの?」というセリフがあるが、それに対する返答のセリフは、三宅氏いわく「僕がさんまさんに“なんで(大竹)しのぶさんと別れたんですか?”と冗談で聞いたときに、さんまさんが言ったことが台本になっています」とのことだ。

そして、現実の元妻・大竹しのぶも出演し、さんまと2人のシーンが登場。この場面については、「ドラマの中なんだけど、おふたりが実生活の部分についてもお話しするドキュメントになっていて、そのやり取りは見事でしたね。2人が出会った『男女7人(夏/秋物語)』(TBS)での掛け合いを彷彿とさせる感じで、撮ってて思わず鳥肌が立ちました」と印象に残るシーンになった。

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