『心はロンリー』40年経っても変わらない“自分たちが面白いものを” 三宅恵介氏が込めた思い「テレビもまだまだ」
マイナビニュース / 2024年4月27日 6時0分
そこで、ドラマとして成立するように、本業のスタッフを招集。「バラエティのスタッフだとレギュラーの番組と掛け持ちしてるから、来れる日と来れない日があったりするけど、ドラマのスタッフは1つの作品に専属でずっといてくれるので、これは本当に助かったし、この形にしてなかったらできなかった」と、大きな力になった。
このチームで制作を進める中で、かつて業界トップで好調だった頃のフジテレビの雰囲気を思い出したという。
「一番最初に24時間の特番(87年『一億人のテレビ夢列島』/現『FNS27時間テレビ)をやったときは、バラエティの横澤(彪)プロデューサーのもと、系列局で1つの番組を作ろうという意図があって、編成、営業、広報も巻き込んで、みんなの力で成功することができたんです。ただ時代が変わって、だんだんセクショナリズムになってきて、1つのテロップを入れるのも“問題があるからできません”なんて言われちゃうことも出てきた。それはおかしいじゃないですか。だから、これを機に“悪いしきたりをなくしましょう”なんて言う編成マンもいるし、今回の『心はロンリー』が良いきっかけになればいいなと思いますね」
●フジ局内外の協力があって実現
今作はフジテレビ開局65周年と、さんまのデビュー50周年も記念したものとなっており、さんまがこれまで番組でやってきたキャラクターやギャグなどが次々に登場。『ひょうきん族』『笑っていいとも!』『明石家サンタ』、さらには他局から『さんまのからくりTV』(TBS)のネタもお目見えし、グループのニッポン放送では『ナインティナインのオールナイトニッポン』の生放送で撮影を行った。
このように、局内外の協力があって実現したこともあり、「番組を見てくれた人がハッピーになってほしいというのはもちろんだけど、テレビをやってみたいと思ってくれる人がいたらいいなと思ってるんです。テレビもまだまだ、やればできるんだぞというのが伝われば」と願っている。
○さんまがトップランナーで走り続ける理由
今作で『FINAL』と謳っている中、さんまは事前番組で「『FINAL+1.0』でも『シン・心はロンリー』でもいい」と、さらなる続編への意欲を公言していたが、三宅氏は「やれればいいけど、みんな年だしね。でも、『心はロンリー』みたいな番組で、世の中に対して“このヤロー”と思ってることを笑いにできればいいなと思います」という姿勢。
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