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「REDMAGIC 9 Pro」レビュー、純粋なゲーミングスマホを今求めるなら“買い”

マイナビニュース / 2024年6月5日 21時45分

画像提供:マイナビニュース

Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3を搭載するゲーミングスマートフォン「REDMAGIC 9 Pro」をお借りして試用しました。

結論から言えば、ライバル機種の在り方が変わりつつあるなか、純粋にゲーマーが求める性能・機能を突き詰めた従来路線のゲーミングスマートフォンを最新のスペックで手にしたいと考えるなら“買い”の機種です。
冷却ファンやLEDなどゲーミングデバイスらしさが詰まった個性的な外観

日本向けのラインナップではメモリ・ストレージの容量と本体カラーの組み合わせが3通りあり、12GB+256GBの「Sleet」は113,800円、16GB+512GBの「Cyclone」は139,800円、同じく16GB+512GBで色違いの「Snowfall」も139,800円。今回は白色のSnowfallをお借りしました。

やはりゲーミングデバイスと言えば、気分を盛り上げてくれるルックスを抜きには語れません。まずは外観からチェックしていきましょう。

背面パネルは透明で、ロボットアニメに出てきそうな近未来的なメカのようなパターンが印刷されています。そしてREDMAGICシリーズは本体内部にスマートフォンとしては珍しい冷却ファンを内蔵していることが特徴で、冷却中はファン部分をLEDでライトアップ。このほか、機種名(世代)にちなんだ「09」の文字部分や、側面のトリガーボタンが光ります。

「なんとなくメカっぽいデザインで光る」までは、よくあるゲーミングデバイスのイメージ通り。しかし、もう少し注意深く観察してみると、これが万人向けのスマートフォンではなくゲーマーのためだけの機種だからこそできる割り切りと工夫がデザインから見えてきます。

普通のスマートフォンなら今はカメラ競争の時代ですから、外観もとにかくカメラ性能をアピールするように強調したものが多いのですが、REDMAGIC 9 Proを眺めてみると、むしろゲームプレイ中は邪魔になるカメラの存在感を消していることに気付きます。

リアカメラはなんと、最近のスマートフォンではほとんど見かけないフラットな仕様(正確にはLEDフラッシュ部のみわずかに突起がある)。先述の冷却ファンの近くに広角・超広角の2つのカメラが並び、段差なく背面全体を覆うガラスパネルの下に隠されています。

この形状のおかげで、机に置いて「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」のような音楽ゲームをプレイする際も、さほど手の込んだ滑り止め対策をせずとも布を1枚敷く程度で問題なく遊べました。

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