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創業90周年のニッカウヰスキー、プレミアムウイスキーでグローバルトップ10を目指す

マイナビニュース / 2024年6月6日 15時36分

こうした個性豊かな原酒をブレンドすることによって、それぞれを繋あわせているのが、まろやかで柔らかい、カフェグレーンなどのグレーン原酒。そこに、門司やさつま司で製造された新たな個性のあるグレーン原酒をブレンドすることによって、エッジを立て、輪郭をはっきりとさせており、「香りをかいでいると、古い樽が貯蔵された貯蔵庫の中を歩いているような気分にさせてくれる」と尾崎氏は表現する。

味わいについては、芳醇で厚みのある樽感をベースに、シナモンを思わせるようなスパイシー感が特長。このスパイシー感は、樽由来の部分もあるが、「さつま司で作られたライ麦を原料としたグレーン原酒も影響しているのではないか」と尾崎氏。そして、ローストナッツやダークチョコレートのようなコク、ピートのビターさ、アプリコットジャムやメイプルシロップのような甘さが感じられる。この甘さは、シェリー樽由来である一方、酵母を変えることで非常に熟成したコクのある甘い香りのある原酒が作られていたので、そういった原酒からの影響もあるとのこと。こういった多様な香りも相まって、本当に暖炉の前にいるような、温かさやぬくもりを感じるようなテイストになっているという。

そして、余韻に関しては、穏やかなピート、深いコクと甘酸っぱさを伴った、重厚で心地良いビター感が長く続く。なお、「ナイン ディケイズ」のアルコール度数は48%。加水することによって、さらにいろいろな香りが花開いていくので、「ぜひ加水したものもお試しください」と尾崎氏は付け加えた。
(糸井一臣)



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