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「Dell XPS 16」レビュー、かなり強力になったIntel Core Ultra統合GPUで汎用性がさらに向上したリッチな一台

マイナビニュース / 2024年6月23日 8時0分

画像提供:マイナビニュース

XPS 16 Generarion 2024(以下XPS 16)は、2024年2月に発表された16.3型ディスプレイ搭載のクラムシェルスタイルのノートPCだ。

DELLのラインアップにおいてXPSブランドは、「トップクオリティの汎用ノートPC」という役割を担っている。“汎用ノートPC”というと、価格を抑えてコストパフォーマンスを重視した製品を連想するかもしれない。

しかし、本当に使える汎用ノートを目指すのなら手に入る最高級のパーツを惜しげもなく投入するぐらいの覚悟がなければならない、ということが今回XPS 16を見ていく中で理解できた。このレビューでは、XPS 16が真の意味で使える汎用ノートPCであることを検証していきたい。
XPSが訴求する“アイコニック”なデザインとは

XPS 16の本体サイズは、幅358.18×奥行き240.05×高さ18.70mm。同サイズのディスプレイを搭載する競合モデルとほぼ同等だ。

一方で、重さは2.2kgと2024年第2四半期に登場した同サイズディスプレイ搭載モデルと比べると重い(多くのモデルは1.8kg台以下)。ただ、XPS 16のディスプレイサイズが16.3型と他の16型ディスプレイより一回り大きいことは考慮しなければならないだろう。加えて、「金属の塊感」といった質感が、高級感を演出するとともに“スペックの値”以上に重く感じさせてしまう側面もある。

XPS 16に限らず、XPSノートPC全体で「アイコニックなデザイン」を訴求している。アイコニックという言葉にはいろいろな意味が含まれるが、デザインテイストとしては「シンプルさ・明快さ」「機能性・使いやすさ」に着目したい。

XPS 16の天面は中央部をわずかに膨らませたフォルムを形成している。また、本体の四隅もRを施すなど全体として柔らかいイメージを持たせている。その一方で前後左右の側面では直線を組み合わせた形状としたことで、シャープで硬質な印象も与えている。

本体カラーバリエーションは「プラチナシルバー」と「グラファイト」を用意。どちらも金属の質感を持たせながら光沢を抑えている。ボディの材質はアルミニウムでCNC加工でダイキャストから削り出している。

見た目以上に気持ちがいいキーボード

XPSシリーズのデザインテイストは、キーボードとタッチパッドにも色濃く反映されている。ボディがシンプルながら曲線を取り入れることで柔らかいやさしい印象を醸していたのに対して、キーボードとタッチパッドはフラットで直線的なシンプルを前面に押し出した、ある意味無機質でクールな印象をユーザーに与える。

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