1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. IT総合

eスポーツ企業の経営統合で何が変わる? 「CELLORB」誕生の経緯と今後の展望を聞いた

マイナビニュース / 2024年7月10日 11時8分

鈴木:プロeスポーツ事業は、これまでやってきたことと変わらないですね。選手のマネジメントや大会の運営、選手の獲得です。

IPコンテンツ事業は、先ほどお話ししたファンに向けたグッズ、アパレルの強化です。あとは人気選手をいかにIP化していくか。YouTubeでの配信はもちろん、プラスαのビジネス的な係数の掛け合わせでIP価値を高めていければと考えています。

教育事業は、次世代を担うアカデミーのような組織を作っていくことです。セカンドキャリアのためのコーチング事業などもそうですね。これらは必ず有料でやっていこうと考えています。プロのコーチングを受けるなら、セカンドキャリアのスキルを習得するなら、自己負担をする覚悟でやってほしいと思っていますので。現状では『League of Legends』のユースチームを展開し、アカデミーとして運営しています。

あとは、eスポーツ業界で働きたい人たちのために何かしたいと思っています。先日、インターンを募集したら600名も応募がきました。インターンに応募してくれた方々とDiscordでつないで、情報交換や独自の経済圏をみんなで作って、eスポーツの仕事をシェアできるようになればいいですね。

eスポーツ事業のセミナーを開くなど、eスポーツに夢を持っている人たちのための環境を提供できるようにしていきたいと思っています。もちろん、これも有料で提供し、お金を払うだけの価値のあるもの作る決意でいます。

――選手のIP化では、元々VARRELにいたシューティング系の選手などにもよりスポットを当てていくのでしょうか。

豊田:すでに「VARREL TV」を配信し始めています。タイトルを超えて認知を上げていくことは難しいと思いますが、挑戦していきたいですね。

鈴木:これは豊田さんも判断は難しいと思いますが、やはり、ときど選手には教育系の顔としての立場も持ってほしいと思っていますし、マゴ選手はVARREL全体のまとめ役として、タイトルを超えてVARRELを牽引してくれるとうれしいですね。配信に関しても元TOPANGAの人たちはトークが上手ですし、場慣れしていますよね。

豊田:10年以上生配信をやり続けているので、その点はすごく信頼しています。若い選手に見てもらえるといいなと思います。番組ではゲームのことだけでなく、いろんなことを話していますね。最近は健康の話がめちゃくちゃ多いですけど。みんな年を取ったんだなと思いながらみています。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください