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eスポーツ企業の経営統合で何が変わる? 「CELLORB」誕生の経緯と今後の展望を聞いた

マイナビニュース / 2024年7月10日 11時8分

――TOPANGAとしては、ここ1年は例年に比べてイベント主催回数が少なかったように思えます。今回、『スト6』で久々の「TOPANGA Championship」を行いますが、今後は開催ペースが高くなっていくのでしょうか。また、有観客オフライン開催を行うイベントも増えていますが、こちらはいかがでしょうか。

豊田:『スト6』がリリースされたばかりでスケジュールの調整が難しく、あまりできませんでした。根本的に、タイトルリリース直後には開催せず、プロとしてのプレイを見せられる環境が整ってからやればいいと思っています。『ストリートファイターV(ストV)』でもリリースしてから1年間は大会を行っていなかったので、TOPANGA Championshipとしてはいつも通りですね。

今後は定期的に開催していく予定ですが、『スト6』は年間を通じてイベントがぎっちり詰まっているので、やるなら1年に1度くらいのペース。あとは、『鉄拳8』も『鉄拳7』に引き続きやっていきたいと思っています。

有観客オフラインについては、やりたいか、やりたくないかと言えば、それはやりたいと思っています。ほかのイベントの運営の手伝いをして、現在の状況をみれば、TOPANGAが有観客イベントをやっても、1,000席は埋まりそうだと考えています。ただ、そのクラスの会場となると、1カ月前、2カ月前では確保できません。そうなると、いままでのやり方から変えないといけなくなるでしょう。

鈴木:やってほしいし、やりたいですね。ただ、リスクは高いものだと思います。1年くらい前から計画し、予定し、準備しても、さまざまな理由で開催ができなくなってしまうこともあります。あとはカプコンとのスケジュール次第ですね。

豊田:TOPANGA以外のイベントが多く開催されているなか、「TOPANGA Championship」のような形の大会がないのは、うちを配慮してくれている部分があると思います。ガチの対戦をメインとしているのは、公式以外ではTOPANGAくらいなので、ほかと棲み分けをしていきたいと考えています。

――ありがとうございました。

*****

eスポーツ事業が拡大し、多くの新規事業者が参入してくるなか、既存のチームや企業も再編を迫られています。そんな状況で、古くからeスポーツに携わってきた鈴木氏と豊田氏がタッグを組み、新たな挑戦をスタートさせています。お互いに得意分野が違うこともあり、それぞれの不得意分野を補いながら相乗効果が得られれば、これまでとは比べものにならない規模での活動が期待できるのではないでしょうか。

著者 : 岡安学 おかやすまなぶ eスポーツを精力的に取材するフリーライター。ゲーム情報誌編集部を経て、フリーランスに。様々なゲーム誌に寄稿しながら、攻略本の執筆も行い、関わった書籍数は50冊以上。現在は、Webや雑誌、Mookなどで活動中。近著に『みんなが知りたかった最新eスポーツの教科書』(秀和システム刊)、『INGRESSを一生遊ぶ!』(宝島社刊)。@digiyas この著者の記事一覧はこちら
(岡安学)



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