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不倫相談士は見た 第2回 PTAは不倫の温床? 恋に狂った妻には届かない“ダブル不倫の絶対ルール”とは

マイナビニュース / 2024年7月4日 16時0分

彼氏。そうです。桜子さんには不倫中の彼氏がいるのです。その彼氏とは、長男・誠也君の同級生、海斗君のパパである隆司さん。二人の子供達は、幼稚園と少年野球チームが同じであったことから非常に仲が良く、また不倫彼氏隆司さんは自営業者で、海斗君の弟や妹の育児で多忙な妻に代わり、学校行事、PTA、試合などに頻繁に顔を出していました。イケメンでイクメンで、人当たりが良く、アルファードとレクサスを乗り分け買い出しや荷物運び、送迎を買って出る隆司さんが姿を現すと、ママたちのテンションが一気に上がり、ちょっとしたハーレム状態に。

お互いに隆司さんへの好意を探り合う会話の中でポロポロとこぼれる夫への不満やセックスレス、疑似恋愛願望、ほかの男性との比較、隆司さんの妻の特徴、そしてその場にいない誰かの不倫の噂。子の家庭教師と、スイミングスクールのコーチと、そしてPTAのメンバー内で。複数の不倫話を耳にするうちに、「なんだ、皆やってるんだ」という気持ちが芽生えてくるのは、第二子が産まれてもう7年以上、レスだった桜子さんにとり当然の成り行きかもしれません。

きっかけさえあれば欲望に火がつき燃え上がる。そんな桜子さんと隆司さんの不倫が始まったのは、子供の怪我がきっかけでした。その場にいた隆司さんは服が汚れるのも構わず応急処置し、車で病院まで搬送した上に、真っ青になって駆け込んできた桜子さんを落ち着かせ、彼女と子供を自宅まで送る道中、「痛い時にはこれが効きますよ!」とアイスクリームを買って手渡しました。我が子と冗談を言い合う隆司さんの姿を見て、子育てに消極的な実の父である夫より父子らしいと感じてしまった桜子さん。後日、この前のお礼をしたいという口実で二人で会う約束を取り付けます。打ち合わせ、買い出し、お礼、ついでに送迎と、一緒に行動する口実が作りやすいPTAは、生活圏が重なる不倫相手のパートナーや周りの人にバレるリスクが低くないものの、社内不倫同様に、多発しているのです。
○仰天の力技で、彼に近付く他ママ達を粉砕

金銭的、時間的に余裕があり、家事育児に追われる妻をよそに、独身気分が抜けない隆司さん。経済的には何不自由ないものの、仕事人間で家のことはお前に任せたとばかりな態度の夫との、レスとワンオペの結婚生活に女性として不満を抱いていた桜子さん。凸凹のようにお互いの不足を補う関係は心地よく、年をまたいでも続きました。

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