1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

不倫相談士は見た 第2回 PTAは不倫の温床? 恋に狂った妻には届かない“ダブル不倫の絶対ルール”とは

マイナビニュース / 2024年7月4日 16時0分

まず元駐在妻であるユキナさんからです。クリスマス前のPTAの集まり。隆司さんから、その日は出席できないから会えないと言われた桜子さんは、鋭い女の勘で二人が会うに違いないと考えました。隆司さんがこんな怪しまれずに会え、ロマンティックなイベントで女性をいい気分にできる機会を逃すはずがないからです。いつものホテルで見張っているとやはり! 二人がやってきました。探偵もびっくり、変装した桜子さんは密会の証拠写真を撮り、なんとユキナさんの夫の勤務先に送りつけたのみならず、ユキナさんたちが住むマンションの前に「うっかり」落としたのです。もちろんその時も変装し顔がわからないようにして、監視カメラを避けたことは言うまでもありません。ユキナさんと家族にとって、日本に本帰国してはじめてのクリスマスと年末年始が、地獄のようなホリデーになったことは明らかです。幸か不幸か、ユキナさんが浮気の相手が隆司さんだと口を割らなかったため、慰謝料請求などの修羅場にはなりませんでした。女性側から「夫にばれてしまったので、もう会えない」と言われ、二人の関係は終わりを告げました。

次に取引先の若い女性従業員であるハルヒさんに対してですが、桜子さんはまず名前や写真などからSNSを調べ上げます。LINEと同じアカウント名や写真でInstagramなどをしていたため、特定はあっという間でした。十分に情報収集した後、ハルヒさんが隆司さんと喧嘩したり病んだタイミングで、桜子さんは大胆にも隆司さんの自宅に無言電話を何度もかけ、隆司さんの妻を疑心暗鬼に。そしてなんと、勝手に保存したハルヒさんの写真や投稿を、SNSの捨てアカから隆司さんの妻のアカウントに送り付けたのです。

そんなことをしたら自分と隆司さんの関係も危うくなるのでは? と思いますが、この頃の桜子さんは隆司さんの浮気症にも既に気付いており、また自分を裏切った隆司さんも少し痛い目にあわせてやりたいという気持ちがあったようです。「彼にはそんな気持ちはこれっぽっちも見せてませんけどね(笑)」と、聞いているこちらの血の気が引くような嫌がらせや潰しの数々を、悪びれもせず語る桜子さん。

彼は私のもの、誰にも渡さない、ちょっかいを出す女性は全力で潰す。そう言い切るまなじりを釣り上げた彼女の姿は、正に恋に狂い業火に焼かれる夜叉そのもの。自分と隆司さんの不倫がばれたらどうなるか。怪文書や嫌がらせの主が自分だとばれたらどうなるか。大変なことになるのはわかっているが、やめられないのです。危なっかしい桜子さんはこの先どうなるのでしょう。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください