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『光る君へ』第29話、視聴者が最も注目したのは…夫の死を知らされたまひろ 画面注視データを分析

マイナビニュース / 2024年8月4日 6時0分

近年の大河ドラマではよくあることだが、臨終のシーンが描かれずナレーションにより死去が報告される、いわゆる「ナレ死」での宣孝の退場に、X(Twitter)では、「宣孝様まさかのナレ死」「使者が教えてくれたからお知らせ死でしょうか」「佐々木蔵之介さん、素敵だったのにー!」などと、衝撃を受けた視聴者のコメントが多く投稿されている。

また、藤原道綱を演じる上地雄輔のインスタグラムに投稿されたオフショットにも注目が集まっている。「タイムスリップして家族写真に混ぜてもらいました」とまひろ・宣孝一家に私服でまじった仲良しな1枚にフォロワーがほっこりしつつも、「逝っちゃうなんて…」「宣孝おじさま…最後の最後まで優しくてかっこよかったです」と、宣孝の退場が惜しまれている。一歩間違うとただのロリコンでしかない宣孝を、佐々木蔵之介は視聴者に愛されるイケオジにみごと昇華させてくれた。

残念ながら今回で退場となってしまった藤原宣孝だが、彼の子孫は今後の朝廷で大きな役割を果たすことになる。嫡男・藤原隆光は、筑前守、越前守、備前守など各地の国司を歴任し、左京大夫なども務めた。曾孫にあたる藤原光子は、堀川天皇と鳥羽天皇、2人の天皇の乳母を務め、2012年の大河ドラマ『平清盛』に登場した藤原璋子(檀れい)は光子の娘だ。璋子は、鳥羽天皇(三上博史)の皇后となり、崇徳天皇(井浦新)と後白河天皇(松田翔太)を出産。保元の乱で争う2人は宣孝の血を引いているわけだ。さらに、2022年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に登場した後鳥羽天皇(尾上松也)は、後白河天皇の孫なので、こちらも宣孝の子孫にあたる。

宣孝の正妻はまひろに、「豪放で快活であった殿さまのお姿だけを、お心にお残しいただきたい」と、使者に伝えさせたが、その想いは清少納言(ファーストサマーウイカ)の中宮・藤原定子(高畑充希)に対する想いと同じ性質のものだったのかもしれない。

●微笑み合いながら、水面下で激しくぶつかり合う
2番目に注目されたのは20時34分で、注目度82.8%。道長の嫡妻・源倫子(黒木華)と妾妻・源明子(瀧内公美)の戦いのシーンだ。

女院・藤原詮子の40歳を祝う「四十の賀」が左大臣・藤原道長(柄本佑)の主催で華やかに行われた。「今日の童舞は、道長の北の方の長男・田鶴君(三浦綺羅)と高松殿の長男・巌君(渡邉斗翔)が舞うそうだ」情報通の藤原斉信(はんにゃ.・金田哲)は、本日の式次第の内容をしたり顔で同僚の四納言たちに披露する。「道長らしくないな」と、藤原公任(町田啓太)がつぶやくと、源俊賢(本田大輔)は「帝のご所望だと妹・明子が申しておりました」と答える。

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