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『光る君へ』第29話、視聴者が最も注目したのは…夫の死を知らされたまひろ 画面注視データを分析

マイナビニュース / 2024年8月4日 6時0分

2人が笑い合っていると、目を覚ました賢子が無邪気に走ってきた。「何だまだ起きておったのか」と、元気な娘の姿を見て宣孝はうれしそうだ。そして「賢子父と月を見よう。なっ」と、にこやかに賢子を縁側に連れ出した。「よし、ここに座ろう。ああ月がきれいじゃのう…」家族3人並んで座り、満月を見上げると、「ハハハハ。この明るさでは賢子も目がさめてしまうわな。フフフ」と宣孝は豪放磊落(らいらく)に笑った。

だが、親子3人がともに過ごした穏やかで幸せな時間は、この夜が最後となった。翌朝、国司を務める山城国府に出かけた宣孝は、それきり戻ってこなかった。

○“退場前の伏線”として警戒される

ここは、前々回からフラグが立ち続けている宣孝に、いよいよ死が近づいていると察した視聴者の視線が集まったのではないか。

序盤から登場し、中盤では大いに存在感を発揮した宣孝だが、1001年に没する事実は多くの視聴者が知るところであり、近くXデーが来ることは覚悟していた。『光る君へ』では、重要な登場キャラクターがあっさりと退場するパターンが多いため、このシーンは退場前の伏線として警戒され、注目度は非常に高かったと考えられる。

SNSでは、「まひろと宣孝様の夫婦愛良かった」「色々あったけど夫婦の危機を乗り越えられたのは宣孝様のおおらかで包み込む愛があったから」「夫婦生活で一番幸せなときが…」「不実と言いながら誠実な夫婦だな」といった、紆余曲折を経て穏やかな関係を築いた2人を微笑ましく思うコメントが多くアップされた。今回の冒頭での変顔を含めて、実の子ではない賢子を心の底から愛でる宣孝の姿は、たくさんの視聴者の目に焼きついたのではないか。

●藤原伊周&隆家兄弟の言動にも注目
第29話「母として」では、1001(長保3)年の様子が描かれた。今回は、まひろと女院・藤原詮子、そして、左大臣・藤原道長の2人の妻・源倫子と源明子という4人の「母」を中心に物語が展開。また、まひろの夫である山城守・藤原宣孝と、道長の姉である詮子が死去するなど、非常にショッキングな出来事もあった。

注目度トップ以外の見どころとしては、藤原伊周(三浦翔平)・隆家(竜星涼)兄弟の言動が挙げられる。完全に開き直る弟・隆家の「そこに戻る?」の一言や、道長ではなく女院・藤原詮子に命中する、「ノーコン」過ぎる伊周の呪詛にSNSが大いに沸いた。

次に、またしても無職となったまひろの父・藤原為時(岸谷五朗)が、道長の救いの手を拒否したところ、暗にまひろから「働け」と詰め寄られるシーンでは、母となり成長したまひろの姿を見ることができた(※かつてまひろは兼家が斡旋した仕事をやめろと父に猛抗議していた)。
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