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4年ぶりのリアル開催! - 「IIJmio meeting #35」が開催

マイナビニュース / 2024年8月12日 11時0分

先だってのプレゼンでAIに注力すると宣言したOPPOは、「プロダクト関連の話題になるので、言っちゃいけないことを注意しなければならない」と笑いを誘いつつ、プラットフォーマーとしてGoogleやMicrosoft、またチップセットメーカーとしてQualcommやMediaTekとも連携して機能を作り上げているとした。また、初出しの情報として「Find」シリーズの日本導入を計画しているという。おそらく海外で販売中の「Find X7 Ultra」あたりではないかと予想されるが、画像処理についても高度なものが期待できそうだ。

モトローラも「Moto AI」で画像処理関連のAI処理に力を入れていることをアピールする一方、今後は「キャプチャ(写真処理)、クリエイト(生成AI)、アシスト(音声アシスト等)」の三本柱を軸にしてAI機能の開発を進めていることを明らかにした。3社とも、スマートフォン上でのAI体験については積極的に取り組んでいくようだ。

一旦メーカー担当者という立場を離れ、「ユーザーとして欲しいAI機能は?」という問いには、オウガ・ジャパンの丹下氏から「逆に会場の皆さんの欲しい機能を聞いてみたい」と逆オファーが。会場からは「同時通訳」「パフォーマンスやバッテリーチューニングのAIによる最適化」「ハードウェアメーカーとして他社AIサービスとの兼ね合いはどうなるのか」「基地局の電波の掴み方をAIに学習させて最適化できないか」といった質問・要望が寄せられた。

自動通訳について、シャオミの安達氏は、社内の会議用翻訳ツールが入社時よりも明らかに翻訳精度が高まっていることを挙げ、多言語翻訳ツールは「当たり前のものになって、誰もが使うようになる」と予想していた。 

バッテリーやパフォーマンスのチューニングについては、すでに実現しており、各社から特にバッテリーについてはユーザーの行動パターンに合わせた充電の最適化なども実装していることが紹介された。AIといえば最近は生成AIが注目されがちだが、こうした地味な分野でこそAIの真価が発揮されるという指摘もあった。

他社との協業については、オウガ・ジャパンの丹下氏から、実現したい機能に必要な機能を協業パートナーから提供してもらい、チップセットメーカーも含めて最適化していること、その際の作り込みについてはメーカーごとの特色が出るのではないか、という回答があった。

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