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東京23区内に住んで余裕のある暮らしができる年収は?

マイナビニュース / 2024年8月20日 11時0分

画像提供:マイナビニュース

利便性の高さや街としての魅力から、東京23区内に住みたいという人は多いでしょう。しかし、一般的に東京23区は他の地域と比べて家賃が高く、生活コストもかさむことで知られています。では、23区内に住んで「余裕のある暮らし」をするにはどのくらいの年収が必要なのでしょうか。今回は、一人暮らしのケースで試算してみました。

■23区内で一人暮らしをする場合の生活費はいくら?

多くの人が憧れる、東京23区内での一人暮らし。では、東京23区で一人暮らしをするには、どのくらいの生活費が必要なのでしょうか。家賃データや総務省統計局のデータ(※)を参考に、23区内で一人暮らしをする場合の費用を見てみましょう。

食費 4万4,038円

住居費 8万4,000円

水道光熱費 1万1,992円

家具・家事用品費 5,904円

被服費 5,009円

保険・医療費 7,705円

通信費 6,594円

教養娯楽費 2万494円

雑費 1万4,313円

合計20万49円

生活スタイルによってかかるコストは大きく変わるためあくまで目安になりますが、23区内で一人暮らしをするための生活費は約20万円と考えられます。つまり、手取り月収として20万円ほどあれば23区内で一人暮らしをするのにひとまず困らないでしょう。

また、これを額面月収にすると約25万3,000円、単純計算で年収に換算すると約304万円となります(ボーナスは考慮しない)。

(※)suumo東京都の家賃相場・賃料相場情報を探す 1K/1DK 豊島区の家賃相場 (住居費)
総務省統計局「家計調査 家計収支編 単身世帯用途分類 003 用途分類 (総数)都市階級・地方 2023年 地域区分: 大都市(一部費用を除外)
■23区内で余裕のある暮らしができる年収は

23区内で一人暮らしをするには月に約20万円の生活費が必要になることがわかりましたが、「余裕のある暮らし」を送るとなると、もう少し収入が必要かもしれません。何をもって「余裕がある」とするかは人によって大きく異なりますが、ここでは、余裕のある暮らしとして以下のような条件を設定してみました。

手取り月収の3割を貯金できる

住居費に11万円(港区の1K/1DK家賃相場)かけられる

外食(1回3,000円)を週2回(月8回)、飲み会(1回5,000円)を月2回できる

趣味や娯楽に充分お金をかけられる(月5万円)

一人暮らしの場合、一般的には手取り月収の10~15%を貯金するのが理想的とされています。ここではその倍にあたる、手取り月収の3割を貯金に回せる家計を想定しました。また、住居費は上記データ(suumo東京都の家賃相場・賃料相場情報を探す)の中から、1K/1DKで最も家賃相場の高い港区のものをピックアップしました。

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