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『光る君へ』第31話、『源氏物語』の爆誕に視聴者最注目 画面注視データを分析

マイナビニュース / 2024年8月25日 6時0分

まひろは、2人の様子を見て複雑な気持ちになる。そんな3人の親子を、百舌彦(本多力)ときぬ(蔵下穂波)は微笑ましそうに見守っているが、事情を知っている乙丸(矢部太郎)といとは、どのような顔をすればよいのか分からず困惑していた。

○複雑な感情と不自然な態度を巧みに演じる吉高由里子

このシーンは、道長と賢子が実の親子であると知らず対面するシーンに視聴者の関心が集まったと考えられる。

実の父親である道長が賢子に優しく語りかけ、賢子も道長になついているほのぼのとしたシーンだが、まひろは目を泳がせ挙動不審になっていた。吉高由里子は、実の親子3人が初めて触れ合う場面での、まひろの複雑な感情と不自然な態度を、とても巧みに演じていた。

ネットでは、「親子初対面!」「賢子ちゃんをひざに乗せる道長に和んだ」「賢子と道長が尊い」といった2人の対面を喜ぶ声であふれた。また、「道長気付いてないの?」「年齢聞いたのに気付かないのか…」「道長が賢子の出生を知るとしたらどのタイミングだろう?」といった道長が賢子の父親であるという真相に、いつどのように道長がたどりつくのかにも関心が集まっていた。

2人の妻である源倫子(黒木華)と源明子(瀧内公美)とは関係性が悪くぎくしゃくしてしまっている道長が、まひろと賢子には、いまのところ笑顔で接することができているが、真実を知ってしまったら果たしてどうなるのか。これからの親子3人がどのように描かれるのか目が離せない。

●藤原実資、白昼堂々と情事に…
3番目に注目されたシーンは20時11分で、注目度76.97%。大納言・藤原実資(ロバート・秋山竜次)が白昼堂々、情事にしゃれこもうとするシーンだ。

藤原斉信(はんにゃ.・金田哲)が、年上である藤原公任(町田啓太)を追い抜いて従二位に昇叙されると、公任は内裏に出仕しなくなった。公任は自邸で詩の勉強をしていると、「斉信様がお見えでございますけれど、いかがいたしましょう」と妻・藤原敏子(柳生みゆ)が、斉信の来訪を告げた。公任は敏子に、「通せ」と命じたが、「若き日よりこの屋敷にはよく来ていたゆえ、案内なぞ要らぬのだ」と、すでに斉信は部屋へ上がり込んできていた。「ご無礼いたしました」敏子が退室すると、公任は「忙しいのではないのか」と、ぶっきらぼうに尋ねる。「いつまですねておるのだ」どうやら斉信は公任に出仕をうながしに来たようだ。「和歌や漢詩を学び直しておった。本来の道に戻ろうと思うておるだけだ。政で一番になれぬなら、こちらで一番になろうと思うてな」公任は政には未練はないといわんばかりに、さらりと言ってのける。

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