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eスポーツはみんなで上を目指すっていう「青春」。「マイナビeカレ 2024」決勝に進出した神奈川工科大学「ケアオウム」にインタビュー

マイナビニュース / 2024年9月4日 11時10分

SoySnaCK:燃料電池と全然関係なくて申し訳ないですけども(笑)、いま卒業研究で水素を出す微生物の研究をしてまして、微生物で何か人を救うみたいな分野はちょっと面白いかなと思っています。

WonderfulSenon:最終的には働きたくないんですけど(笑)、ゲームに関わるサウンドエンジニア的なお仕事は面白そうだなって思っています。いま学部のほうで取っている音楽系の授業がそんな感じで、ちょっと興味がわいた感じです。

――最後に、マイナビeカレのような大会への出場を目指す同世代に向けて、メッセージをお願いします!

asano:怒られちゃいそうですけど……勉強も大切なんですが、やっぱり部活動って多分いましかできないと思うので、「本気でやれ!」って感じですね。

SoySnaCK:ゲームにもよると思うんですけど、Apex Legendsは1人のゲームじゃないので、信頼できる仲間は大事だと思います。ぜひ仲間を作ってください。

WonderfulSenon:僕は「なによりも楽しんで欲しい」ですかね。結果がどうであれ、楽しんだら勝ちかなって思います。
○eスポーツで社会人に必要な要素を学んでほしい

「ケアオウム」の3人が所属しているクラブは、神奈川工科大学の公式クラブ「KAIT eSports」です。その始まりは2020年11月、コロナ禍で外出自粛が求められていた時期に大学内で立ち上げられたeスポーツプロジェクトでした。

その狙いは、「eスポーツを通じた地域貢献」と「研究資産・教育資産のeスポーツ活用」にあったそうです。神奈川工科大学はNTTe-Sportsとの連携協定を結び、三つの大きな柱を立てました。

一つ目は、公式クラブ「KAIT eSports」。それまでサークルだったeスポーツの同好会に正式名称を付け、資金面などの支援を行いました。

二つ目は、eスポーツ研究センター「KAIT TOWN」。工学的な視点からeスポーツの環境整備を行う施設で、現在はゲームにおけるネットワークや、競技者の視線計測、マウスやキーボードの操作奇跡などが研究されています。

三つ目は、「eスポーツ教育」。まだ授業の提供までは行えていませんが、競技の運営やイベントを通じた、学生の社会活動を提供しながら、地域貢献を行っています。現在は、来校した方へのレクチャーや、地域の小・中学生へのeスポーツ普及などの活動を行っています。

KAIT eSportsの顧問を務める、神奈川工科大学 情報ネットワーク・コミュニケーション学科 教授の塩川茂樹氏は、もともと陸上競技をしており、オリンピックを目指していたフィジカルスポーツ畑。ですが、eスポーツの競技的な側面に興味を持っており、プロジェクトの立ち上げに関わることになったそうです。

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