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Galaxy Z Fold6レビュー - 「快適なAI活用のためにハイエンド端末を選ぶ」時代の到来か?

マイナビニュース / 2024年9月2日 22時16分

画像提供:マイナビニュース

Samsungの折りたたみ端末「Galaxy Z」シリーズの最新モデル「Galaxy Z Fold6」が登場しました。長年折りたたみスマートフォン市場をリードしてきたSamsungの最新モデルをさっそくチェックしていきましょう。

薄く、軽くなった「Z Fold6」

折りたたみスマートフォンは、Samsungが長年取り組んできたジャンルで、最近はスマートフォン各社が追随しているので選択肢が増えています。ただし、「日本に正式に投入されている」という意味では意外に選択肢は少なく、特に横開きの製品を提供しているのは現時点でSamsungとGoogleだけという状況です。

今回も「Galaxy Z」シリーズとしては、閉じた状態だとスマートフォン、開くとタブレットになる横開きタイプの折りたたみスマートフォンである「Galaxy Z Fold6」、閉じた状態だとコンパクトに持ち運べて、開くと大画面スマートフォンになる縦開きタイプの「Galaxy Z Flip6」の2モデルが登場しています。

Samsungでは、従来のスペックを強化したことに加え、AI性能を搭載した点をアピールしており、使い勝手の向上などが特徴となっています。

ハードウェア面では、わずかにコンパクトになってデザインが変わりました。

「Z Fold6」は「Z Fold5」に比べて薄く軽くなっており、持ち比べるとその違いをわずかですが感じることができます。ただし、初めて触れる人が目に見えて薄いと感じるほどではありませんし、例えばシャオミの横開き型折りたたみスマートフォン「Xiaomi MIX Fold 4」は、折りたたみ時の厚さが9.47mm、開いた時で4.59mmなので、「Z Fold6」ももうひとがんばりしてほしかったところです。

「Z Fold6」では、折りたたんだ時のカバーディスプレイのサイズが6.2型から6.3型に大型化しています。これはディスプレイの四隅の丸みが小さくなくなったためでしょうか。テキスト表示を比べてみると、横方向に1文字分、広くなっているようです。

「Z Fold」シリーズの場合、折りたたんだ状態の画面がスマートフォンとしてはかなり縦長なので、使いづらい面もあります。前述の「Xiaomi MIX Fold 4」は6.59型で21:9のディスプレイで、それよりさらに細長いディスプレイなので、特にテキスト入力時に横幅が足りないと感じます。

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